2018.03.15
クアッドコア3.4GHz Core i5 8GBメモリ/1TB Fusion Drive/価格:19万8800円(税別)
ビッグなiMacがやってきた
iMacの27インチというと、デザイナーやカメラマンなど、その道のプロが使うマシンというイメージですが、ライターという一般ユーザとほとんど同じ人間が使ったらどうなるのか試してみました。
筆者の場合、初代iMacを買い換えて以降、15年くらいノート型のMacを使ってきましたが、昨今はモバイルに関してはiPadと外付けキーボードで十分という気分になってきたので、メインマシンをiMacにしてもいいかなと思い始めています。そこで、実際どんなものかと、試してみたのが、最新モデルの27インチiMac 5Kです。
さっそく、今までMacBookプロを置いていた仕事机に設置してみたところ、あまりに巨大でサイズアウト感がハンパないです。もし購入するとしたら、机の上のものをすべてどけて、奥のほうに設置する必要があります。画面を見上げるような姿勢になるので、イスの座面も上げたほうがいいでしょう。でないと、イスにふんぞり返って、マウスでしか操作しない、要するに社長さんのマシンになります。実際、27インチiMacはベンチャー企業の社長さんの机でもよく見かけますね。
ちなみに、設置方法については、iMacの箱を机の後ろに置いて台として利用し、机の上にディスプレイ部分だけが載るようにするというアイデアもあります。これですと画面の高さを下げられるので無理のない姿勢でiMacに向かえるのです。
一般の人にとっても画面がデカくてパワーがあるというのは魅力です。小さな画面でちまちま作業をしていると、テキストを書いたり、調べ物をしたりするだけの仕事専用マシンになって、それ以外の用途に使う気がしなくなるのです。iMacは、封印されていた荒ぶる魂に火をつけます。私の燃えさかる魂が襲いかかった先は、子どもの幼稚園の運動会ビデオの編集です。最近は写真もビデオも子どもしか撮ってないので、それしか素材がないとも言います。
iMovieを起動したのは何年ぶりでしょうか。昔、触ったときとインターフェイスが全然違っていて絶句しましたが、そこはそれ、アップル製のソフトですから、しばらく触っているとだんだんわかってきました。プレビュー映像を大きく表示できるので、自分の子どもが映っているシーンを探しやすく、色調補正の結果も確認しやすい。iMacのレティナディスプレイは、色の再現性も高いとされているので、その点でも安心です。フルHDの素材を楽々と扱えるのにも隔世の感があります。