2016.10.16
オーディオ/エアポッズ/ネットワーク/フェリカ/アクセサリ
[オーディオ]ステレオスピーカ初搭載で迫力のサウンドが実現
待望のステレオサウンド
iPhone 7/7プラスでは、新たに本体上部に搭載された通話用のスピーカを強化し、底面のスピーカと合わせてステレオ再生できるように進化しました。単純に音量が2倍になるだけでなく、iPhone本体の向きを反転させると、画面の向きに合わせて左右の音声も自動で入れ替わるような仕組みになっています。
スピーカのダイナミックレンジも拡大されたとしていますが、基本的には薄型の筐体内に搭載された小型スピーカユニットですので、あまり過大な期待を寄せないほうがよいでしょう。単体で迫力のある音声を楽しみたいのであれば、4スピーカを搭載したiPadプロのほうが適しています。また、ワイヤレススピーカがただちに不要になるということもないでしょうが、音質面で難がある低価格のブルートゥーススピーカは不利になるでしょう。
一方、ワイヤードのオーディオ出力にも進化が起こりました。伝統的なアナログ3.5ミリオーディオジャックを廃し、ライトニング接続のイヤポッズが新たに付属します。現状ではライトニング接続のオーディオ製品は種類が多くありませんが、ライトニングとイヤフォンジャックの変換コネクタも付属していますので、これまで使っていたイヤフォンが一切使えなくなるというわけではありません。
●上下に2つのスピーカユニット
iPhone 7/7プラスでは、従来からあった底面のスピーカに加えて、新たにディスプレイ上部の通話用スピーカが強化されてサウンド再生に利用できるようになりました。これにより、音楽やビデオなどがステレオ再生できるようになり、臨場感が高まります。