実録! 集客目的の低予選Web動画の現場|WD ONLINE

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実録! 集客目的の低予選Web動画の現場 集客のためなら、人海戦術とWeb動画、どっちが安い?

自社の課題を突き詰め、ふさわしい解決策が「Web動画」となっても、予算や時間を理由に、最初から諦めていないだろうか?実はやり方次第で、制作費も広告費も安価に抑えて動画が運用できる… (株)グッドエレファントとともに、人材採用よりおトク(?)なWeb動画について考える!

人手より効果的な「Web動画」づくりは可能?

 

STEP1 直近の「課題」を整理しよう

お金がない、時間もない…「動画なんて無理」は本当?

まずは自社が置かれたビジネスの状況を考えよう。山積する課題の中でも喫緊で解消したい課題は何か。課題解消に向けて用意できる予算や時間はどれほどあるのか? そこで今回は「集客」施策に注力したいが、「低額で効率的に」収めたいという前提で話を進める。

次に考えるべきは、「最善の解決策」。ひとまず前提条件に捉われず模索するなら、選択肢の1つに「人員補充(採用)」が浮かんできた。他を考えた時に「Web動画」案も浮上! ここでは、これら2つの可能性について見ていきたい。

「人ができること」と「Web動画」は単純に比較できないが、集客効果のための手段として、実際にアプローチできるツールとして、それぞれがどれほど現実的かを検討する価値はあるだろう。

 

STEP2 実行できることを整理する

諦めない! 限られた条件でどこまでできる?

導いた条件に基づいた、Web動画の手配が可能なのかを検討しよう。採用については、週数日のアルバイトと想定。その比較として、Web動画の場合は外部パートナーの参画も条件に含めて考えていく。その上で、予算はなるべく抑えた10万円と設定。実現できるのか…。

「正直、何でもお願いされてWeb動画制作10万円は無理です(苦笑)。自前で準備できることはやっていただく前提で、外部に依頼する箇所を限定的にできるか、ですね」(村岡雄史さん、以下同)

動画の配信場所も悩みどころ。自社サイトに用意しても不安がよぎるし…。

「ユーザーの対象をエリアなどで絞り、画質も目をつぶった上で、少額でもできる広告の力を借りる手があります。認知拡大を求めたトライが可能でしょう」

 

STEP3 実際にWeb動画をつくり出す

運用方法次第で、リアルでは届かない相手に認知(Web動画)が広がる

検討の末、エリアターゲティングをかけたFacebook広告配信を決断。広告費が別途かかるが、月額数万円単位で始められる策なので、現実的だろう。

では、制作予算を10万円に抑制する中身はどう考えるべきか?

「外部パートナー側でコストがかかるのは人件費です。人件費を抑えるためには、自前でどこまでやれるか次第です」

例えば、動画素材を提供したり、編集方針となる企画(ストーリー)を自分たちで持ち込めると、外部の力を編集作業のみに絞れる。絞った箇所の依頼だけでOKという割り切りが必要となる。

「当初から認知拡大効果を期待するなら、広告展開は必須です。かわりにリアルの現場では届かない相手にも、認知が広がる可能性があるのは魅力です」

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掲載号

Web Designing 2018年4月号

Web Designing 2018年4月号

2018年2月17日発売 本誌:1,559円(税込) / PDF版:1,222円(税込)

「制作費が高い」「時間がかかる」「手間がかかる」を一変させる Web動画で集客するための「新常識」!

サンプルデータはこちらから

◆Web動画で[集客]5つの新常識◆

「Webサイトに動画」が当たり前な現在
必ずしも「お金」「時間」「人足」をかければいいってもんじゃない!

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ただ「まんじゅうを蒸す湯気」の動画を毎日流すだけで
Instagramフォロワーが約5,000人!

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「Webマーケティングには動画が効く」そう言われ始めてはや数年。スマートフォンの普及、プラットフォームの拡充、インターネット環境の整備など、動画を取り巻く環境は日を追うごとに発展し、動画はもはや「当たり前」になっています。

とはいえ、動画制作といえば未だ「制作費が高い」「時間がかかる」「手間がかかる」というイメージが根強く残っています。
「集客やマーケティングに動画は必須だ!」それはわかっているけど、そんな簡単にできるもんじゃないよ・・・。

そう思っている方!そんな「古い常識」は捨て去ってください。
現在では、予算、時間、人足の都合に合わせ、最適な規模での動画施策が可能なのです。

「スマホ1つで撮りっぱなし」でも効果が上がる方法があります!


本誌では、
「予算なし・時間なし・人手なし」でも効果が上がる動画制作・運用の仕方から
さらに一歩進んだ動画マーケティングの方法、
これから主流となる動画施策のトレンドまで、

2018年に動画施策を実施・運用する上で知っておくべき「新常識」を、事例を交え現場レベルで丁寧に解説します。


<こんな方にオススメです>
・動画制作って、お金かかるんでしょ?
・動画制作って、時間かかるんでしょ?
・動画制作って、手間がかかるんでしょ?
・予算なんてないのに、「動画は必須だ」と上司から注文された・・・
・動画の効果測定はどこを見ればいいのかわからない
・いますぐ取りかかるには何から始めればいい?
・効率よく成果をもたらすためのテクニックを知りたい