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[UXプロセス STEP1]02 「付箋」がミーティングの質を高める 質の高い意見交換を行うためのテクニック

UXデザインのプロセスでは、メンバーが意見交換をしながら課題を抽出し、解決のためのアイデアを生み出していきます。その際に重要なのは、メンバーそれぞれの能力を活かしたミーティングを行うこと。そのために役立つツールとして、ここでは「付箋」の使い方を紹介します。

遠慮なく発言ができるミーティング

ミーティングの質を高めるためには、たとえば「事前の準備をしっかりとしておく」ことや、「ミーティングの目的を参加者全員で共有する」こと、さらには「短時間で集中して行う」など、いろいろなポイントをあげることができると思いますが、特に大事なのが、参加者それぞれが自身の立場から意見を述べ、そしてそれら意見を活かすミーティングにするという点です。

たとえば社長のような「偉い人」がいても気にせずに発言ができるか。声の大きな人に流されず、フラットな議論ができるか。そういった点を解決しなければ、本質的な課題を見つけ出し、そのための解決策を生み出すような議論はできません。

そこでおすすめしたいのが「付箋」を活用したミーティングです。

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掲載号

Web Designing 2018年2月号

Web Designing 2018年2月号

2017年12月18日発売 本誌:1,559円(税込) / PDF版:1,222円(税込)

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そこで、サイトの改善を急務として考えている方は多いと思います。

Webサイトの弱点を改善して、成果の出せる武器にしたい、もしくは、Webを有効活用した新しいビジネスを立ち上げたい。そうお望みの方に、「UX(ユーザー体験)」のノウハウをお勧めします。

UXとはとても端的に言えば、ユーザー視点で設計やデザインを考えることです。マーケティングの世界は、ユーザーの心をとらえる「体験を売る」時代になり、ますますこの考え方が取り上げられるようになりました。ただ、「UX」という言葉が先行して、イマイチ何のことかわからない、理論はわかるけど実際にどこから手をつけていいかわからないという方も少なくないのではないでしょうか。

UXは闇雲に叫んでも成功するものではありません。そこには理論に基づく準備やプロセスがあります。
本特集を一通りお読みいただければ、無意識にUXの理論や見るべき視点、メリットや期待できる効果などが把握でき、みなさんのビジネスの現場で応用ができるようになることでしょう。

【段違いの成果が出るUXの「5プロセス」】

[1]心を1つに。
プロジェクトチームの意識共有を図ろう

[2]お客様を知る。
ユーザーの「ホンネ」や動向を知ろう

[3]商品を知る。
プロジェクトにおけるビジネス的課題を把握しよう

[4]理想を描く。
商品のあるべき姿を描き、実現のためのアイデアを練ろう

[5]つくる・見せる・話を聞く。
原型を部外者に試してもらい、反応を見よう


<こんな方にオススメです>
・UXをまずは何から始めていいのかわからない
・UXってデザインだけじゃないの?
・そもそもUXってなにがよくなるの?
・部署を横断して取り組むべきなのはなんとなくわかっているが、説得する自信がない
・理論だけではなく、現場で実践していることが知りたい
・Web解析時のUX評価方法や改善方法を知りたい
・UXの重要性をクライアント・上司に理解してもらいたい
・効率よく成果をもたらすためのテクニックを知りたい