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[Cocorotus]QR決済導入がショップの課題を解決 接客速度向上で売上拡大に繋げる

東京各地で移動販売車による弁当販売を行う「Cocorotus(ココロータス)」。同店代表の山中世史さんに、PAY IDを導入した手応えや期待のほどについてうかがった。
Photo:山田秀隆

Cocorotus

PAY ID導入のきっかけ

移動販売車のCocorotusは、都内各地で弁当販売を行っている。7台の車で分担し、神泉、青山、麹町、飯田橋、府中など、オフィス街を中心とした場所に、毎週決まった曜日に出店している。山中世史さんの運転する車は、毎週水曜日には神泉駅近くにやってくる。

同店がPAY IDアプリを導入したのは、リリース翌日の6月28日。ネットショップとも無縁な業態だが、どのようなきっかけだったのだろうか。

「神泉の販売場所はBASEの会社の近所でして、営業の方が以前からお弁当を買いに来てくれていました。それが縁で『今度PAY IDというアプリを出すのですが、使ってみませんか』とお声がけいただいたんです。もともとお客様でしたし、とても感じの良い方だったんですよ。帰宅してから妻に相談したら、妻が勤める会社がBASEのネットショップを利用していて『BASEは有名な会社だよ』と言うので、安心だなと思って、即決しました。もともとパソコンやゲームなどが好きで、ITは積極的に取り入れたいという考えなんです」

山中さんの車では、弁当3種を中心に販売している。買いに来るお客さんは、近所のオフィスで働くOLやサラリーマンがメインだ。

「常連のお客様がほとんどです。毎週欠かさず来てくれるという方も多いですし。すでに何人かPAY IDアプリを入れていただき、3回目の利用になる方もいらっしゃいました。今日は神泉で90食の弁当を販売しましたが、そのうち5名がPAY IDでの決済でした」

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Cocorotusの情報はSNSでチェック
出店情報やメニューについては、TwitterやFacebookで随時アナウンスしている。毎週決まった場所への出店のほか、イベント催事などに出店することもある Twitter : Cocorotus  Facebook : Cocorotus
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定番メニューの弁当
7台ある移動販売車ごとにメニューが違ってくる。山中さんの車では、Cocorotus定番メニューの3種を販売している。左上からBUTAメシ、グリーンカレー、ドライカレー。各650円

 

弁当販売は時間の勝負

PAY IDアプリを導入してから、取材時点で約1カ月が経過していた。利用者数はまだ多くはないものの、こんなメリットを感じているという。

「会社のお昼休みに買いに来る方が大半なので、12時過ぎに一気に列ができてしまいます。オフィス街では、1時間で60~70人ほどを接客しています。お弁当を詰めてお会計をしてというのをすべて一人でこなすのですが、PAY IDを利用する方の場合は決済画面を見せていただくだけなので、時間が短くすみます。お釣りの受け渡しもないですし、アプリを操作してもらっている間に弁当を詰める作業などができますから」

お昼休憩中の会社員は、決まった時間までに食事を終えて仕事に戻らなければならない。混んでいる、接客に時間がかかると判断されることが、機会損失に繋がるのだ。

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掲載号

Web Designing 2017年10月号

Web Designing 2017年10月号

2017年8月18日発売 本誌:1,530円(税込) / PDF版:1,200円(税込)

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企業のIT推進担当者やネット運営者に向け、ネットビジネスの課題を解決するノウハウや最新情報をお届け。徹底した現場目線とプロへの取材&事例取材で、デジタルマーケティング施策に取り組む上での悩みや疑問、課題を解決するヒントを紹介します。

10月号のテーマは「Webビジネスとお金」。電子決済やポイントシステム、はたまた仮想通貨で変わるビジネスの世界を追究します。



技術の進化に伴い、決済方法の多様化・自由度拡大により、ビジネスは大きく変わろうとしています。

①ビジネスのバージョンアップ
 ・新しい市場、新しいマネタイズ

②お金まわりに関わるコスト削減

これは、大企業がやっていることでウチのような中小企業には関係ない、で済ませて本当にいいのでしょうか?

さらに新しい技術の波(仮想通貨)が近い将来に確実に押し寄せようとしている中で、すでに波が来てしまってから慌てても遅いのではないでしょうか。そして、あなたのビジネスをさらにバージョンアップさせる可能性が眠っていないでしょうか?


本特集で、電子決済・電子マネー・そして仮想通貨という「これからの決済」を軸に、決済の進化があなたの(Web)ビジネスをどうバージョンアップさせるのか追究してみましょう。


●日本の決済の現状とIT技術進化によるビジネスの変化、中小企業にとってどんなチャンス(注意点)があり、どんな認識・準備が必要か

●データで見る、顧客の意識・利用調査、海外の現状

●身近な事例で見る、ITの進化で生まれた新しい決済方法

●決済の進化が変える<収益増大・市場拡大> 
 ・越境ECをメインに海外の状況、すでに日本で対応している例、これから小規模ビジネスでもビジネスチャンスを逃さないために必要なポイントなどを解説します。

●決済の進化が変える<買い逃し防止>  
 ・ユーザー側にすでに幾多の決済方法が用意されている現状で、指をくわえて商機を逃す(かご落ちさせる)わけにはいきません。業界、業態、商品によってどの決済方法は必須なのか、それによる費用対効果は?


●決済の進化が変える<マーケティング> 
 ・電子決済、Webマネーで期待できることとして、POSでは計れない購買データ、顧客データがマーケティングに活かせるというポイントがありますが、実際にはどんなサービスでどんなデータが取れ、それを何に活かせるのでしょうか。大手ペイメントシステム会社に聞きました。

●決済の進化が変える<業務効率化・コスト削減>

●決済の進化が変える<新しいビジネスモデル>

●決済サービスとセキュリティ

●ポイントシステム導入に必要なこと
 ・中小企業におけるポイントシステムの費用対効果は? ポイントは課税?非課税?など


●仮想通貨
 ・近い将来にやってくる、今まで決済の進化から考えられるビジネスのバージョンアップを現実のものにできるかもしれない、仮想通貨の基礎知識と、それにより具体的にどんなビジネスが可能になるのかまで言及します。

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