2017.01.09
Instagram/LINE/MixChannelでの動画広告アピールテク
Instagram動画広告はクリエイティブの質が重要
ビジュアル重視のSNSの特性を理解した動画投稿を

タイムライン上では基本的に無音で自動再生される。そのため、テロップもデザインするなどの工夫が求められる

広告管理はFacebookに準拠 広告の動画尺は最大60秒という違いはあるが、Facebookの広告マネージャやパワーマネージャを通してInstagramに広告を配信できる。ただし、ループ再生のため再生回数データ程度しか取得できない
スマートフォン向けの写真共有アプリとしてスタートしたInstagramは、動画や写真を共有するSNSとして発展し、現在急速にユーザー数を伸ばしている。さらに運営がFacebookに移行したことで広告投稿の仕組みも整い、動画広告を展開する新たなプラットフォームとしても注目を集めている。
双方向のコミュニケーションや情報の拡散を得意とするほかのSNSと異なり、“ビジュアルを重視する”という独自の世界観があるのがInstagramの大きな特徴で、高いクオリティの写真や動画を好む20~30代女性から支持されている。
動画の手法に関して言えば、微速度撮影によるタイムラプス動画や画像の一部だけを動かすシネマグラフなどアート的なアプローチが用いられることも多い。こうしたメディア特性から、単なる宣伝告知ではなくInstagram運用をブランディングの一環として位置付けている企業が多いのもうなずける。
ただし、通常の投稿はフォロワーにしか届かないほか、いいねやコメント機能はあるがシェア機能がないなど拡散力は高くない。そのため、ハッシュタグの活用や「おすすめ動画」、動画広告の運用などで新規ファンを獲得する施策が求められる。動画広告の場合は、サイト誘導やアプリインストールなどのCTAを設置できるので忘れずに設置しよう。
SNS担当者は、まず人気のアカウントや競合のアカウントをフォローして、自分のタイムラインにどのような投稿や広告が流れてくるのか、その世界観を正しく認識しておきたい。