2015.11.29
FacebookとInstagram動画の考え方●特集「動画マーケティング」 プラットフォーム担当者が語るソーシャルメディアの動画のあり方
アメリカのMixpo社の調査によると、2015年、「企業の動画広告出稿先メディアとしてもっとも利用意向が高いメディア」はFacebook(FB)だという。そこでフェイスブック社日本法人の広報担当者に、FBならびにInstagram(IG)の動画状況について話をうかがった。
※http://marketing.mixpo.com/acton/fs/blocks/showLandingPage/a/2062/p/p-00b2/t/page/fm/0#
プラットフォームの特性を知る
Facebook(以下FB)とInstagram(以下IG)それぞれのプラットフォームにおいて、動画の特性をどう捉えておくべきだろうか。
「FBは実名制ですので、ニュースフィードにはパーソナルな投稿が並ぶ状態になじんだ動画を用意できるかどうか。その上でFBの高いターゲティング機能と連携させつつ、届けたい相手に動画広告を活用できると有効的でしょう」
さらに1点意識したいのがモバイル対応だ。FBの調査では、国内の月間アクティブ利用者数が今年6月時点で約2,400万人、うち2,300万人はモバイルからも利用しているという。ここに、国民の約95%がモバイルを所有し、スマートフォンの保有率も6割を超すという総務省「情報通信白書」(平成26年版)のデータをかけあわせれば、スマホで観て最適な動画こそ、FBでリーチしやすい動画だと理解できる。