2015.12.14
GIFアニメーションのマーケティング●特集「動画マーケティング」 なぜ、かつての仕様がウケるのか?
プラットフォームを問わず、ループ再生を可能にする表現として、国内外であらためて脚光を浴びている表現手法がGIFアニメーションだ。注目を集める理由とともに、マーケティング施策として成功した事例を紹介しよう。
2013年から見られた動き
InstagramやVineなど、短い時間制限のある動画が人気を集める一方で、同じように短い時間の動画フォーマットとして、GIFアニメーションが注目を集めている。2013年ごろから「reaction GIF」(01)と呼ばれる、GIFアニメーションを使って感情を表現する方法が人気を集めはじめ、SNSなどで絵文字と並んでコミュニケーションの一部として使われることが増えてきた。その流れを受けて、TwitterやGoogle+、今年の6月にはFacebookが、それぞれのフィード内でのGIFアニメーションの再生をサポートしだした。
各SNSのフィード内でGIFアニメーションを使えば、他のポストとの差別化が可能だ。当然、その延長上には、マーケティングツールとしての活用も考えられることとなる。
踏まえたい4つの着眼点
ここでは、実際に企業がGIFアニメーションをマーケティングツールとして活用する要点を4点にまとめてみた。