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初めて棋書を読む方に贈る振り飛車入門書

2014.07.25 | 

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おはようございます。編集部の米澤です。

 
現在、初心者の方を対象とした振り飛車の入門書を編集中です。
定跡書を1冊読み切るのは大変という方は多いかと思います。
将棋書籍を読んだことがない方にこそ、読んでほしい1冊です。
 
内容の詳細は次回に譲るとして、
今日は本書の概要をお伝えいたします。
 
まずは将棋の本の読み進め方から始まります。
初めて読む方もご安心ください。
 
しかし手順や駒の配置を覚えるのは大変な作業です。
そのため本書では、自分の陣地の良い形だけ覚えるために、十枚落ちから始まります。
将棋では相手との兼ね合いがあるのは当然ですが、
まずは自分の良い形や良い攻め方を覚えることはとても大事なことです。
 
十枚落ちで四間飛車の形、攻め方を覚えたら次は平手で居飛車退治です。
十枚落ちで攻め方を覚えているので、もう迷うことはないはずです。
 
ちなみに、角道を止めた四間飛車というと、
「居飛車に攻められて受けてばっかり…」
といったイメージを持っている方も多いかもしれません。
今回紹介されている四間飛車は、初めに角道を止めますが、
自ら積極的に6筋から戦いを挑みます。
▲6四歩と突けるときは積極的に歩交換を狙うのが良いようです。
覚えておいて損のない攻め方ですね。
 
上の画像を見て気付いた方もいるかもしれませんが、
手順中、△6三歩の横に傍線が引いてあります。
これは初心者の方に分かりやすいよう、
持駒を打つ場合に傍線を引いているのです。
初めて将棋書籍を読む方への工夫がふんだんに盛り込まれてますよ!
 
本書の詳しい情報は、次回更新時に紹介する予定です。
お楽しみに。