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「矢倉左美濃急戦 基本編」発売までの道のり 第2回 ゲラできる

2017.03.14 | 島田修二

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こんにちは。鶏の唐揚げには醤油派の編集部島田です。


4月19日発売予定の新刊「常識破りの新戦法 矢倉左美濃急戦 基本編」の進捗状況を不定期でお届けする連載ブログ第2弾です。

第1弾を読んでいない方はこちらをどうぞ。


現在本書は「ゲラ」と呼ばれる本をバラバラの紙にしたような状態になってます。
こんな感じです。





これを見て校正作業を行います。最近ドラマで校閲の専門部署の女の子の話がありましたが、将棋書籍にはそんな素晴らしい部署はありません。編集者が校正します。また、このゲラは斎藤慎太郎先生にも送っており、確認していただいています。


今日はゲラができたことを記念して、さらに内容を小出しにしていきましょう♪

まずは目次から。






最初に「駒組みの基本」、「仕掛けと狙い筋」で成功例を示しているのが優しいところ。第1章があることで、矢倉左美濃急戦を全く知らない人でも十分読み解ける内容になっています。

第2章の「対▲4六角」が41ページからなんと173ページまで続きます(ながっ!)。


斎藤先生はこう書いてます。

「第2章の対▲4六角はシンプルかつ最有力の対策で、後手の手段を多くのページを割いて研究した」


なるほど。って、さっきから言ってる「対▲4六角」ってなんやねん!という方のために基本図を示すと、この形です。





ご存じの通り、矢倉左美濃急戦では飛車先の歩交換を受けません。で、▲2四歩△同歩▲同角と角で取って、△2三歩に▲4六角と引いたのがこの図です。

なんと!!!こう指されて見ると△6五歩と突くことができません!!!!



・・・と、当たり前のことを大げさに言ってみる私。

さらに勢いにのって、△6五歩▲7三角成、という完全に無駄な図も作ってしまう私。



先手勝勢

と、いうわけでこの▲4六角は、私でもわかる対策であり、これに勝てなければ戦法自体が成立しないわけですから、矢倉左美濃急戦の生命線といえる変化です。まずはここをしっかり学んで、次のステップ(▲8八角、▲3八飛)に進みましょうと、そういうことです。


今日は小出しついでに、さっき先生から届いたばかりのまえがきも掲載したいと思います。合言葉は「左美濃スタイル」です。


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まえがき

 先手矢倉に対する後手の急戦策、1年ほど前から有力視されている左美濃急戦は将棋の新しい可能性を感じる。駒組み時点で後手ペースとなる可能性のある急戦は未だかつてないと思う。
 この戦型は囲いがわかりやすく、△3二銀~△4二玉~△3一玉の3手で完成できる。そして、この囲いがとにかく堅い。また先手の矢倉への攻撃力がとにかく高く、飛角銀桂+金を前線に繰り出すために歩の手筋をうまく使っていくのがポイントになる。
 飛や角を先手陣の金や銀と交換する豪快な攻めを、本書では「左美濃スタイル」と表現している。自玉が堅いので、多少の駒損は気にしないで先手玉への攻めがつながるかどうかを意識しておきたい。
 後手番でも攻勢が取れるため、攻めの棋風の方には特におすすめできる。一方、本書では先手の対策も紹介しているので先手側を持つ方にも見ていただきたい。
 皆さまの戦法レパートリーに入れていただければ幸いです。この機に左美濃ライフを始めてみませんか。

 斎藤慎太郎
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斎藤先生にここまで言われては、今すぐ左美濃ライフを開始せねばなりません。そのために本書はこの春のマストバイ・アイテム(must buy item)です。


そしてなななんと!!!

本書は予約特典として斎藤慎太郎七段のサイン本がゲットできます!

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数に限りがありますので、購入を考えている方はぜひお早めにご予約ください。


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