特集

[2016 ➡ 2017]市場の成熟とUIの刷新 大幅リニューアルを断行

アップストアの大改革が始まる

中国のスマートフォン市場で中国メーカーが台頭し、iPhoneは販売台数を大きく落としました。ところが、アップストアでは中国が売上を伸ばし、米国を抜いて最大市場になっています。ティム・クックは中国への取り組みを強化する理由のひとつとして「スキルを持ったソフトウェア開発者」を挙げます。そうした開発者がアップストアに参加する効果が、中国市場からグローバルに波及することを期待しているのです。

一方、日本や米国などiOSデバイスユーザが多い成熟市場では、ダウンロード数の伸びが横ばい傾向に。しかし、アプリの利用時間や売上は引き続き良好で、カテゴリ別では写真・ビデオ、旅行、ファイナンスなどが伸びています。成熟市場ではWEBサイトを閲覧したりSNSだけではなく、スマートフォンがユーザの生活に深く根づき、よりアクティブなことに活用されていると推測できます。

同年6月にアップルはアップストアの改革策を発表しました。まずは審査プロセスの迅速化。すべての種類のアプリでサブスクリプションを利用できるようにし、契約2年目からの開発者の取り分を85%に引き上げました。そして検索広告の導入です。ほかにも64ビット非対応の古いアプリの削除と、iAdの終了計画も打ち出しました。アプリ数の減少はアップルにとっても痛みとなりますが、ユーザビリティに優れたストアを取り戻す改革に踏み出したのです。

 

GPS、磁気センサ、カメラ、ジャイロなどスマートフォンの機能を利用し、プレー中に絶えずサーバとやり取りする「ポケモンGO」。立ち上げを安定させるために、ナイアンティックはiPhoneからサービス提供を開始しました。




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[2014 ➡ 2015]売り上げ上昇も急成長の痛みが表面化

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