まだの人のためのアドビCC入門|MacFan

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最新のクリエイティブツールの基本を知る

まだの人のためのアドビCC入門

文●大谷和利栗原亮小平淳一氷川りそな松村太郎山下洋一山田井ユウキ写真●黒田彰、Leigh Pratherイラスト●サンビーム、microvector

2012年5月から提供を開始したアドビCC。これから使い始める人に向けて、アドビCCの魅力をイチからお伝えしよう。

創造の垣根を越える

アドビCCを使う最大のメリットはクリエイティブに必要な最先端のツールがすべて揃い、それらがシームレスに連係する点にある。写真の管理や画像編集に始まり、グラフィックデザイン、WEB制作、映像編集と、あらゆる分野のクリエイティブツールがデスクトップソフトからモバイルアプリまで揃っている。しかもアドビCCでは最新バージョンのソフトだけでなく、CS6以降にリリースされたすべてのバージョンをインストールできるのも魅力。仕事のパートナーや納品先の制作環境に合わせて、使うバージョンを柔軟に変えていける。

また、膨大な和文、欧文フォントのコレクションを自由に使えるタイプキット、ファイル共有に利用できる大容量のクラウドストレージ、ストックフォトサービスであるアドビ・ストックなどクリエイティブを拡張する豊富なサービスを利用することもできる。

アドビCCには、利用形態ごとにさまざまなプランが用意されている。「個人」「法人」「学生・教職員」「教育機関」が用意され、個人の場合は月額980円の「フォトグラフィ」、月額2180円の「単体」、月額4980円の「コンプリート」が基本プランで、それぞれ利用できる可能なソフト/アプリ、サービスが異なる(別途「コンプリートプランとアドビストックのセット」8460円もある)。特定の利用用途が決まっているならばフォトグラフィプランと単体プランが最適だが、基本は20種類のソフト/アプリやクラウドサービスが利用できるコンプリートプランを選ぶのがベストだろう。

仕事で使う機能は限られているし…と過去バージョンからのアップデートを躊躇している人も多いが、特にアドビCC以降は大きな変貌を遂げている。時代に取り残されないためにも、しっかりと最新製品の特徴は理解しておきたい。

 

アドビCCのデスクトップツール群

現在アドビCCで提供されているデスクトップソフトは24種。フォトショップなどの定番ツールから新鋭のプレビュー版ソフトまで多岐に渡る。




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