2016.02.15
アドビ製品を使って、日夜誕生する日本のクリエイティブ。最前線で活躍するクリエイターたちにとって、アドビとはどんな存在なのだろう?「アドビとクリエイティビティ」について彼らが抱く思いとともに、その類まれなる作品たちを一挙紹介する。
たかくらかずき
ビジュアルクリエイター。1987年生まれ。ドット絵、イラスト作品をはじめ、グラフィックデザイン、ゲーム制作、舞台美術など、デジタルな表現手法をベースにジャンルを横断し活動している。近年の仕事に、範宙遊泳「われらの血がしょうたい」アートディレクション、PUFFYシングルCD「パフィピポ山」ジャケットグラフィックスなど。
僕はフォトショップでドット絵を描くことが多いのですが、フォトショップって「フォト」っていうくらいだから、もともとドット絵を描くためには作られていないはずなんです。でも、これでドット絵が描けるって発見したとき、すごく面白かったですね。アドビのソフトは、自分で使い道をいくらでも開発できるのでどんなに使っても飽きないし、人によって使い方が全然違う。同じソフトでもほかの人の使っているところを見ると、こんな使い方あったの!?っていうテクニックが無限に出てきます。筆や絵の具、文房具や工具みたいに工夫して使うのが楽しいです。