2018.04.20
[UX1-2]目的を共有するチームをつくりあげよう チームの目線は揃っていますか?
設定したブログ・オウンドメディアの「目的」は、チームで共有していくことが大切です。では、その場合のチームとは、誰と誰を指すのでしょうか。さらに、どうしたらチームの意見をしっかりと共有できるのでしょうか。ここではその点に着目します。
ブログやオウンドメディアは一人ではつくれない
会社のブログやオウンドメディアをたった一人で運営しているという人は、極めて少ないのではないでしょうか。普段の更新作業を一人で担当していたとしても、関連部署の担当者や決裁権を持つ上司、さらには記事作成に協力してくれる社員などもチームの一員と考えるべきだからです。
たとえば、あなたのブログが会社の製品やサービスの周知を行うものであるならば、営業や広報との協力は欠かせないものになるでしょう。採用を重視するものならば、人事との連携は必須となるはずです。
連携をつくりあげていく際に大切なのが、前項で触れたブログ・オウンドメディアの「目的」を、関係者全員で共有することです。考えてみれば当たり前のことなのですが、これができていないケースは非常に多いというのが実情です。
では、目的が共有されていないとどうなるでしょう。例えば、新サービスのユーザーを獲得するために立ち上げられたブログに、採用に関する情報が掲載されていたらどうでしょう。知識量の豊富な、ベテランユーザー向けの情報提供のためのメディアに、初心者向けQ&Aが載っているとしたらどうでしょうか。
これらはわかりやすい例ですから「そんなことはないよ」と感じる方も多いでしょうが、社内の関係性や事情を優先することで、目的を見失ってしまっているケースは少なくありません。あなたのブログ・オウンドメディアは大丈夫でしょうか?

さまざまな立場の人が集まるチームにおいて、フラットな意見集約をするのは難しいもの。決裁権者や声の大きな人の意見に議論が流されがちだからです。その解決策の一つが付箋を使ったミーティングです。発言の代わりに付箋をに意見を書くことでフラットな意見交換ができるようになります。