[UX1-2]目的を共有するチームをつくりあげよう|WD ONLINE

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[UX1-2]目的を共有するチームをつくりあげよう チームの目線は揃っていますか?

設定したブログ・オウンドメディアの「目的」は、チームで共有していくことが大切です。では、その場合のチームとは、誰と誰を指すのでしょうか。さらに、どうしたらチームの意見をしっかりと共有できるのでしょうか。ここではその点に着目します。

ブログやオウンドメディアは一人ではつくれない

会社のブログやオウンドメディアをたった一人で運営しているという人は、極めて少ないのではないでしょうか。普段の更新作業を一人で担当していたとしても、関連部署の担当者や決裁権を持つ上司、さらには記事作成に協力してくれる社員などもチームの一員と考えるべきだからです。

たとえば、あなたのブログが会社の製品やサービスの周知を行うものであるならば、営業や広報との協力は欠かせないものになるでしょう。採用を重視するものならば、人事との連携は必須となるはずです。

連携をつくりあげていく際に大切なのが、前項で触れたブログ・オウンドメディアの「目的」を、関係者全員で共有することです。考えてみれば当たり前のことなのですが、これができていないケースは非常に多いというのが実情です。

では、目的が共有されていないとどうなるでしょう。例えば、新サービスのユーザーを獲得するために立ち上げられたブログに、採用に関する情報が掲載されていたらどうでしょう。知識量の豊富な、ベテランユーザー向けの情報提供のためのメディアに、初心者向けQ&Aが載っているとしたらどうでしょうか。

これらはわかりやすい例ですから「そんなことはないよ」と感じる方も多いでしょうが、社内の関係性や事情を優先することで、目的を見失ってしまっているケースは少なくありません。あなたのブログ・オウンドメディアは大丈夫でしょうか?

フラットな議論をするための工夫
さまざまな立場の人が集まるチームにおいて、フラットな意見集約をするのは難しいもの。決裁権者や声の大きな人の意見に議論が流されがちだからです。その解決策の一つが付箋を使ったミーティングです。発言の代わりに付箋をに意見を書くことでフラットな意見交換ができるようになります。

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掲載号

Web Designing 2018年6月号

Web Designing 2018年6月号

2018年4月18日発売 本誌:1,559円(税込) / PDF版:1,222円(税込)

Webビジネスの成功は【UX視点のコンテンツ】にある!

サンプルデータはこちらから

【その情報を一番欲しがっているユーザー】に、
【最適な形】で、
【発信側の希望通りの行動】を促す
UX視点のコンテンツ戦略・制作方法!

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UXでキラーコンテンツを生む方法

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近年、盛んに「UX」の重要性が叫ばれていますが、それはサイトのデザインだけの話ではありません。
Webに掲載し、ユーザーに読んでもらう・見てもらう「コンテンツ」こそ、Webビジネスの成否を握っていると言えます。

例えば自社の商品を「もっとも必要としている人」に、商品の魅力を十二分に理解してもらい、前向きな反応をしてもらうには、
サイトに載っている情報(キャッチコピーや説明文、ビジュアル、映像など)が刺さらなければ意味がありません。

その確度を上げるために有効なのが、「UX」視点です。
Web Designing 6月号では、より実践的に、UXの考え方を実際のWebビジネスに落とし込むための方法を網羅しました。
誌面を読んで、実際に手を動かしてみてください。

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「質問に答える」「付箋を貼る」「定型書式に書く」だけで、
自社に必要な「ユーザー視点のコンテンツ」が見えてくる!

◆答えるだけ!自社サイトに足りない“愛”診断
質問に答えて、どれだけターゲットになる読者のことを把握しているか、ユーザー目線で見られているか、現状を把握しましょう。


◆貼るだけ!付箋ではっきりさせる課題と方針
自社サイトをユーザーにとって何の役に立つものにしたいか、どんな情報を公開べきかが見えてきます!


●書くだけ!自動化できるテキストコンテンツ制作用フォーマット
定型の書式に書いていくだけで、文章が苦手な人でも効果が期待出来る文章が出来上がります!

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◆ユーザー調査・設定
コンテンツの成功は「ペルソナ」にある!伝えたい「読者像」を浮き彫りにする調査・考察方法

◆コンテンツ戦略設計とKGI/KPI設定
浮き彫りにした対象読者に、[何を][どのように]提供し、[どう感じてもらうか][どういった行動を取ってもらいたいか]の戦略の立て方

◆コンテンツ制作
届けたい相手の「行動変容」を促すユーザー目線(UX視点)の具体的テキスト・コピー・ビジュアルその他の作り方・限られたリソースを有効利用した制作体制の作り方


●これからはSEOに加えて、「SXO」が重要!
いかに検索で行き着いたユーザーの意図を捉えたコンテンツを作成し、検索体験を満足いくものにできるかどうかが今後のWebビジネスには必須になります。そのためには、UX視点での分析・施策が欠かせません。

■コンテンツの見せ方
せっかくのコンテンツ、一生懸命会心の作を作っても、見てもらわなければ意味がありません。コンテンツの「見せ方」も、ユーザー目線を持って考えなければ、「見えてるのに認識されない」「結局記憶に残らない」ということが往々にして起こり得るのです。では、発信するコンテンツを効率的に効果的に見せるにはどんなことを考えればいいのでしょうか。


<こんな方にオススメです>
■中小企業のWeb担当者
 ・自社メディアにかける予算なし
 ・本業の片手間でやらざるをえない
 ・プロジェクトチームを組める余裕はない

■引き継いだ、やる気だけはある未経験の担当者
 ・何書いていいかわからない

■自社メディアを始めてはいるが、停滞期に入っている
 ・PVが下がりもしないけど伸びもせず、サイトが役割を果たしているかわからない

■UXをまずは何から始めていいのかわからない
■UXってデザインだけじゃないの?
■そもそもUXってなにがよくなるの?
■部署を横断して取り組むべきなのはなんとなくわかっているが、説得する自信がない
■理論だけではなく、現場で実践していることが知りたい