【最新Facebook投稿術】読み手に届けるための「文章術」|WD ONLINE

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【最新Facebook投稿術】読み手に届けるための「文章術」 伝えたいことを伝わりやすい形に

Facebook投稿に文章は必須の要素だが、どうすれば、読まれやすいものにすることができるのだろうか。そのコツを、朝日新聞社で長年校閲を手がけ、いくつもの文章術の著書を持つ前田安正氏にうかがった。
Illutration:児玉淳一

わかりやすい文章にするコツは二つだけ

文章を書くうえでのコツというのは、二つしかないと考えています。一つは、文の「主語」と「述語」をきちんと一致させることです。

まず前提として、「文」というのは、基本的に句点(。)で終わる一文のこと、「文章」というのは、いくつかの文のまとまりを意味します。わかりにくい文は、一つの文の中に補足・修飾する言葉をたくさん入れてしまい、主語と述語がチグハグになっている場合が多いです。まずは主語と述語が明確になるよう、箇条書きをイメージして書いていきます。そして修飾語は必要最低限にして、書き足りないことを次の文で補充していくようにするだけで、わかりやすくなります。

この場合、勧めたのは店員であり、姉は勧められたと受動態になります。文中の主語と述語がきちんと繋がっているかを確認しましょう

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掲載号

Web Designing 2017年8月号

Web Designing 2017年8月号

2017年6月17日発売 本誌:1,559円(税込) / PDF版:1,222円(税込)

反応ナシ、ネタナシ、元気ナシな企業Facebookアカウントを蘇らせる!

サンプルデータはこちらから

目次

企業のIT推進担当者やネット運営者に向け、ネットビジネスの課題を解決するノウハウや最新情報をお届け。徹底した現場目線とプロへの取材&事例取材で、デジタルマーケティング施策に取り組む上での悩みや疑問、課題を解決するヒントを紹介します。

8月号のテーマは「Facebook」。
業界・業種問わずSNSのマーケティング活用が「やって当たり前」になってきた現在、
集客や認知拡大、顧客エンゲージメントの向上など、さまざまな目的でFacebookページを立ち上げ運営している方も多いと思います。
しかし、こんなお悩みもあるかと思います。

例えば、
「一生懸命書いて投稿しているのにユーザーの反応が薄い…」
「定期的に投稿するネタが思いつかない!」
「メインの業務ではないので、継続していく自信(モチベーション)がもはやない…」
「そもそも『いいね!』を増やしたところで何が起きるの!?」

いざ始めてみると、「想像以上に大変!」と思っている方もまた多いのではないでしょうか。

Facebook登場時には、とにかく「いいね!」を集めようと躍起になっていた方も多いと思いますが、
ユーザーのネットリテラシーが養われてきている今、「いいね!」のつけ方もFacebookの活用の仕方も変わってきています。
では、今ドキの目的達成・課題解決に役立つFacebookの投稿とは、どのようなものなのでしょうか。

今号は、すでに企業Facebookページ運用を始めてみているもののうまくいかない!とお悩みの方に、
実際の投稿内容の考えかたや日々のネタの作り方、モチベーションの保ち方など実務レベルで今日から役立つノウハウをご紹介します。

そして、Facebookのマーケティングツールとしての“現在の正しい活用法”を紐解いています。

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さらに!
企業の情報発信において、現在も今後もますます必須になってくる「コンテンツの信頼性」の担保についてもまとめました。
軽率な発言によって企業自体の信用も失いかねないほど重要な「信頼性」。
著作権から景品表示法、個人情報保護法など、Web担当者が把握しておかなければいけない規律や法律、そしてモラルはたくさんあります。
そこで、現場で忙しいWeb担当者のために「これだけは最低限おさえておくべき!」というポイントを
具体的な例をもとに優しい表現で説明します。

Webビジネスを展開する企業、担当者は避けて通れない問題ですので、ぜひお見逃しなく!