2016.12.22
潜入! 動画広告の現場 お題は「低予算で成功に導け」。事前準備から現場に密着
動画広告を検討したいと思っているみなさん、これが動画広告現場の真実である…。Web Designing 編集部は実際の動画広告をつくり、公開/運用し、フィードバック(検証)する現場への潜入に成功した。まずは実際の流れやスケジュール感を見てみよう!
Photo:五味茂雄(STRO!ROBO)
【クライアントからのお題】
資料請求の申し込み数を増やしてほしい!

光明を感じたFacebook広告で、もっと成果を出したい
2016年10月…東京・渋谷で開校するネイルアートの学校「TKネイルスクール」(以下TK)は決断した。それは、Facebook(以下Fb)で動画広告を導入すること。この夏、同社はリスティングプラス(以下LP社)の運用のもとFb広告を始め、2カ月で一定の成果を得ていた。ただ、満足できる数字でなかったのも事実で、補強策を探っていたのだ。
LP社は動画広告を提案。動画広告をやったことがないTKは逡巡した。
「ん~…低予算でできて、成果の見込みがあるなら、やります」(TK飛高氏)
同時期、本誌がこの情報をキャッチし、現場帯同がスタート。LP社は動画制作をMFIに相談し、1週間後、3社ミーティングの開催が決定した。予算は10万円。本当にできるのか?!
若年女性層に響きやすい縦型動画で、いざ出陣!
10月27日、3社が集まった。1週間が経ち、TKは予算内での展開なら、前向きに検討したい意志を固めたと説明。
「しっかりとネイルアートを学びたい意欲のある方に来てほしい。託児所があるので、お子さまがいらっしゃる方も学びやすいと思います」(TK飛高氏)
白羽の矢が立ったMFIは、動画広告、とりわけ縦型動画にも力を注ぐ会社。特に今回、縦型ならTKの主要ターゲット層に響きやすい。MFIによる、裏づけを示しながらの説明にTKも納得顔だ。
「タイムライン上で目につきやすくなることを念頭に置き、短時間かつシンプルなメッセージでまとめます」(MFI村岡氏)
そこで、正式に依頼が確定。今回はスマホ向け動画を作成し、11月1日から早速運用することを決めたのだ。
