2016.02.08
ニュース&インフォ Web Designing 2016年2月号
実験映画からメディアアートまで趣向を凝らした、「恵比寿映像祭」の多彩なプログラムに注目! 第8回恵比寿映像祭「動いている庭」
「恵比寿映像祭」は、現代美術やビデオアート、実験映画、メディアアートからダンス、音楽まで、幅広いジャンルを紹介しているアートと映像のフェスティバルで、今回で8回目を迎える。入場無料ながら、趣向を凝らしたプログラムや作品が、すべてを見るのは困難なほどのボリュームで用意されている。ヨーロッパ実験映画のパイオニア、シャンタル・アケルマンの遺作のプレミア上映、人が容易に行けない辺境地で制作され無限に変化する「ランドアート」を記録映像をもとに多角的に検証するプログラム、実験的な映像作品で美術界と映画界を横断するベン・ラッセルの「快楽の園」三部作上映および作家による一夜限りの音と映像によるパフォーマンス、20年に渡る内戦の中で生き残った数少ないカンボジア映画黄金期の作品、科学者やエンジニアと協働しながら“霧の彫刻”を発表している中谷芙二子の大型ダンプカーを使った幻の作品、実在しない風景をつくりだす光と影によるインスタレーション《10番目の感傷(点・線・面)》で知られるクワクボリョウタの新作など盛りだくさん。ぜひ気になる作品をチェックして、この機会にお見逃しなく。
●会期:2月11日(木祝)~20日(土)
時間:10:00~20:00
入場無料(定員制の上映プログラム、イべントについては一部有料)
会場:ザ・ガーデンホール、恵比寿ガーデンシネマ、日仏会館ほか
http://www.yebizo.com/
