2015.11.12
「Content Marketing World 2015」現地参加レポート●特集「コンテンツマーケティング」 世界最大のコンテンツマーケティングの祭典では何が語られたのか?
2015年9月8日~11日、アメリカ合衆国オハイオ州クリーブランドにて、コンテンツマーケティングのイベント「Content Marketing World 2015」が開催された。このイベントはコンテンツマーケティングの生みの親であり、コンテンツマーケティング業界のゴットファーザーと言われるJoe Pulizzi氏率いるContent Marketing Institute社が毎年開催しているものだ。53もの国から3,500人以上が参加し、過去最大規模となったイベントについてレポートする。
イベントの中心「メインカンファレンス」
「Content Marketing World 2015」が開催された9月8日~11日の4日間の期間のうち、初日と最終日は専門ワークショップや各産業ごとに固有のテーマに対して深い議論が行われた。そして、それらの間の2日間に行われるのが、このイベントいちばんの見所であるメインカンファレンスだ。
メインカンファレンスは、参加者全員が一同に集まる基調講演と、45分を1コマとする150以上の専門セッションに分かれる。このセッションでは、さまざまな業界の事業会社のコンテンツマーケターやコンテンツマーケティングのソリューションを提供するコンサルタントなどがスピーカーとして顔を揃え、最新事例やノウハウを惜しみなく発表する。
Joe Pulizzi氏がプレゼンテーションを行い、Marriott International社のメディアカンパニー化を推進するDavid Beebe氏など、業界の第一線で活躍し、注目を集める人物が次々と登壇した基調講演を中心にレポートしよう。