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週刊将棋

雨宮編集長のコゴト@大きな声では言えない…

2015.12.05 | 週刊将棋編集部

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 思わぬところで「週刊将棋」に出合うことがある。電車に乗ったら隣の人が読んでいたり、旅先で入った喫茶店の雑誌棚にあったり、意外な人の文章の中にあったり。

 毎日新聞の夕刊に「牧太郎の大きな声では言えないが…」というコラムがある。客員編集委員の牧さんが執筆していて、軽快ながら急所の突っ込みがある文章を、毎回楽しく読んでいる。
 そのコラムに、いきなり「週刊将棋に出合ったら」という見出しが出てきて、思わずのけぞった。11月30日付の夕刊だった。

 ケイタイが壊れたので仕方なくスマホに買い替え、無料アプリの将棋をやったら10連勝して自分の才能に目覚めた?という楽しいお話しだ。子どものころの大道詰将棋の記憶が書かれていて、なかなか興味深い。初めて週刊将棋を買ったら休刊のお知らせがあった、というオチ。
 牧さん! もっと早く目覚めていてくれたら…。ご期待に添えずに、ごめんなさい。
 全文は毎日新聞のサイトで読めるので、ぜひご一読を。

 牧さんのような形で将棋と出合う人は、少なからずいるのだろうと思う。実際、スマホで将棋を指している人はよく見かける。
(歩きスマホ将棋は危険ですよ!)
 そういう人たちが、よりはまっていけるような受け皿、道筋を用意できるかどうかが、将棋事業にとっては重要なことだ。
 ただしそれは、ディープなファンのニーズとは、ほとんど重ならない。知恵のしぼりどころである。