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週刊将棋

下村記者の棋楽にいこう 第58手 特集を制作中

2015.07.28 | 

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皆さんこんにちは。週刊将棋の下村です。昨日の更新に引き続い連日の更新です。この時期は対局取材も忙しい時期ですが、8月に向けて夏の特集を準備する時期でもあります。

ところで唐突な質問ですが、皆さんは二歩を打ったことがありますか。ない?それは立派です。たぶん指す前にしっかり確認する堅実なタイプです。きっと今後も打たないでしょう。いっぱいある?それはいけませんね。指す前によく確認してから…という話ではなく、大体二歩って打てるとしたら好手になることが多いと思いませんか。絶妙な歩を打って勝ったと思ったら下段に底歩が…!?ということは誰しも一度や二度くらい経験があるのではないでしょうか。

そこで考えました。二歩って打てるとしたらどのくらい有利なの?二歩ありのルールで戦ったらどうなるの?片方だけ二歩ありならハンデは2枚落ち以上?ハイ、実際に棋士に検証してもらいました。

よく町道場のオジさんが、負けたときに「玉がなければ勝ってたのになぁ!」そんなボヤキを一度は聞いたことはありませんか?。ハイ、実際に棋士に検証してもらいました。玉がないと果たして本当に勝てるのかどうか?

取った駒が使えるのが将棋というゲームの奥深さですよね。取った駒が使えなかったらどんな将棋になるの?ハイ、実際に棋士に検証してもらいました。

こんな感じで「もしもこんな将棋があったら?」ふだんはありえないルールで戦ったらどちらが有利?変な企画ですが受けに定評があるベテラン九段2人が大マジメに分析してくれました。堅い内容の特集もいいですがそれは他の週将記者に任せて、たまにはこんな軽いノリの特集もいかがでしょうか。現在鋭意制作中で紙面には8月中旬頃に掲載予定です。