渡部記者の将棋三昧＠順位戦開幕

いよいよ順位戦が開幕した。
最も持ち時間が長く、記者にとっても長いシーズンの始まりだ。
終電は０時に将棋会館を出なくては間に合わないので、帰れる率は２割程度のイメージ。なお、竜王戦、王座戦の５時間だと２割帰れない感じだ（もちろん対局者によるが）。
先日の開幕戦を担当したが、普段は終局が早いイメージの対局者だったので正直なところ「帰れるんじゃないか」と思ったが、何と担当の２局が東京でラスト１、２という長さだった。

私はタクシーで帰れる距離にないので、基本的に連盟で朝まで過ごす。毎週のように連盟で朝まで過ごす（宿泊室ではなく）記者は私くらいのもので、守衛さんや記録の奨励会員達ともすっかり顔なじみだ。
朝までは原稿を書くか、Ａ級で観戦記がつく場合は飲みにいくか、記録の少年達と棋譜を並べたり将棋を指すというのが大まかなすごし方。どれもなければソファで始発まで一休み。
他に金曜の場合は仕事を終えた後、新宿まで散歩してラーメンを食べるというのが定跡だ。
この日は奨励会員達に混ざって某若手棋士も参加してくれたので楽しい一夜となった。

さて、本日も順位戦取材。Ａ級開幕戦とＢ１なので、まぁ95％以上の確率で帰れないでしょう。