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荒井記者の日々徒然・王位戦挑戦者決定戦

2015.06.10 | 週刊将棋編集部

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 第56期王位戦の挑戦者決定戦の広瀬章人八段-菅井竜也六段戦が、8日に東京・将棋会館で行われ、広瀬八段が羽生善治王位への挑戦権を獲得した。その対局のリポートは6月17日号に掲載予定だ。終盤まで手に汗にぎる熱戦だった。
 広瀬八段は2011年の第52期以来、4期ぶりの七番勝負登場となった。そのときはタイトルホルダーとして羽生名人の挑戦を受けて、フルセットの末、敗れた。そのときと肩書きが変わっての七番勝負となる。
 菅井六段は初挑戦ならず。感想戦前に主催紙担当者から、一局を振り返って、と質問されると、数秒間の沈黙のあと、「終盤では勝ちがあったかもしれないが分からなかった」と小さな声で答えた。悔しさがにじみ出ていた。
 写真は感想戦終了後の広瀬八段。盤側にいる棋士からの質問に笑顔で答えているときのものだ。七番勝負は7月に開幕する。