週刊将棋
最新号の裏話@6月10日号
2015.06.08 |
こんにちは。週刊将棋編集部の浅井です。
6月10日号のクローズアップは私が担当しました。西尾先生のインタビューです。
本紙に書ききれなかった内容で私が面白いなと感じたのは、先手と後手での研究スタンスの違いです。先生は先手番ではよくする研究、後手番ではいい勝負にする研究をしているとおっしゃっていました。「後手番だと事前研究で優勢にするのはかなり難しく、本当のイーブンであるならそれでよしとする研究になりやすい。一方で先手番だとソフトの評価値で言うと+200~300くらいは欲しい」とのことです。
6月10号は羽生棋聖が先勝した棋聖戦第1局、加藤女王インタビュー、糸谷竜王と初参加2人のコメントが掲載されている竜王決勝トーナメント特集など盛りだくさんの内容となっています。詳しくはこちら。