渡部記者の将棋三昧＠北陸弾丸ツアー

　９月の20、21日に金沢へ行ってきました。前後の予定が詰まっているので行くつもりはなかったのですが、ちょうど地元から金沢への昼間のバスが出ていたので、行ってみました。遅れはあったものの、地元のローカルバスとあわせ、だいたい７時間ちょっとで金沢へ到着。滞在時間24時間でどれだけ食べられるかの勝負！笑
 
　まずは金沢カレー。コクがあっておいしいです。ステンレスの皿で、キャベツが乗ってるのが特徴。
 
　次にのどぐろと寿司、地酒をいただきました。のどぐろは日本海の高級魚らしく、脂が乗っています。地酒とピッタリ。
 
　翌日は海鮮丼。石川といえば海鮮丼でしょう。こちらに来たときはぜひ食べるべし！　翌日仕事があり、終電も早いためここまで。うーん、和菓子を食べ損ねてしまった……。




 
　あっ、そうそう、奇遇にも同日金沢でアマ王将戦の北陸大会が行われていたので顔を出してきました。予選は１勝通過、２敗失格なので大丈夫と思ったら、目の前には地元の強豪高校生。隣を見ると昨年公式戦でプロを破った若手に、アマ竜王戦の全国大会で顔を見た若手。うーん、自分のブロックだけえらくレベルが高い……。
　１局目は高校生にあっさり負けて、迎えた２局目。後手の相掛かりでうまく指してリードを奪ったのが図。
 
　ここで△８六歩▲８三角成△８七歩成▲７九金（▲同金は△８九飛）で明らかに有利ではあるが決まっているほどではないかな～、と。そこで△８二飛と引いて▲８五桂△７二飛▲９三桂成、もしくは▲６三角成△８六歩▲６四馬。これも大変そうだけど、読み筋を外して相手の時間を削れそう（30分切れ負け）。そんな浅はかな考えで読みをいれず△８二飛と引いたらすかさず▲６三角成で、よく見ると▲４一金までの１手詰でオワタ。まさかの２連敗予選落ち。
　秒に追われたならともかく、持ち時間のあるところで金タダはさすがに記憶にありません……。このところの超過密取材日程に加え、四国、山陰に続いての遠征で疲れて頭がまったく働かなかった、ということにします。しかし、あらためて見ると初心者レベルのうっかりですよ（笑）。