渡部記者の将棋三昧＠実戦には珍しい○○○

　週刊将棋編集部の渡部です。週末は特にすることもなかったので、奨励会の１級、２級、４級の子と研究会をしてきました。
 
　１局目を勝って迎えた２局目。角換わり腰掛け銀から激しい攻め合い。優位を自然に拡大し勝勢となりましたが、寄せがあまりにもぬるく逆転。
 
　▲１四角と打たれ、一瞬詰まされたかと思いましたが、よく見ると△２三桂とすれば、▲同角成△同玉▲３五桂△２二玉▲２三銀△１一玉で打ち歩で逃れ。△２三桂で△２三香は打ち歩で耐える筋がなく、際どく詰まされてしまいます。合駒限定の打ち歩逃れは実戦では結構珍しいのかな、と思い紹介しました。
　ちなみに図の▲１四角に代えて、正しい詰み筋があるので、お時間ある方はお考えください。
 
　３局目も勝ち、この日は３連勝で優勝。最近無駄に調子が良いのですが、あと１ヶ月早く調整しておけばなぁ、と思う次第です。