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これが、今最もアツい「中飛車左穴熊」の全貌だ!

2014.06.09 | 

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こんばんは。編集部の米澤です。

 
早速ですが、
・相振り飛車が苦手な中飛車党
・先手三間飛車に悩まされている居飛車党
・とにかく堅い囲いが好きという方
に朗報です。
 
近年プロアマ問わず大流行している「中飛車左穴熊」の戦術書が、
間もなく完成いたします!
著者は、相振り飛車の最新型をいつも分かりやすく解説してくれる杉本昌隆七段。
実は、今回はページ数が大幅にオーバーし、他の本よりも分厚くなっております。
ぜひ書店でご確認ください。
 
そして内容面で特に書店で確認していただきたいのが、
第1章「左穴熊の基本と考え方」。
ここを読めば、戦法の狙いや流行の理由、最新形の概要が分かりますので、
左穴熊を知らない方も、まずはこちらを読んでみてください。
 
ではさっそく第1章の一部をご紹介します。
まずは「中飛車左穴熊」の形と、先手の狙い筋の紹介です。
文字通り、飛車は真ん中、玉は左側の穴熊です。
堅く囲って、ガンガン攻めることになるので、勝ちやすくて楽しい戦法です。
 
このページでは5六飛と浮く手の狙い筋を解説しています。
「▲2六飛と転回して△2四歩と突かせる」のがポイントです。
しかし5六飛と浮いてはいけない形もあります。
それが△4四銀型。こいつは強敵です。
どう戦えばよいのでしょうか。
そのあと紆余曲折を経て登場したのが、「菅井流▲4八銀保留」
飛車浮きも、右銀の活用も保留してしまいました。
最低限以外の手はどんどん省略していくというのは、現代将棋らしいですね。
詳しい内容は第2章以降をご確認ください。
 
 
左穴熊は堅さを重視した非常に実践的な戦法である上、
自分だけ一方的に攻める展開も多く、
「勝てて楽しい」最強の戦法です
 
発売は今月末予定。
ご期待ください。

※※追記※※

「最強アマ直伝!勝てる将棋、勝てる戦法」の作者、今泉健司さんが、
6/8(日)に行われた第37期朝日アマ将棋名人戦第3局を制して、
初の朝日アマ将棋名人を獲得しました!
しかも最終局の戦型は「中飛車左穴熊」!
おめでとうございます。
本書と「最強アマ直伝!勝てる将棋、勝てる戦法」の両方を勉強すれば、
中飛車マスター間違いなしです。