. みなさんこんにちは。週刊将棋編集部加藤です。細かい虫がぶわっときます。
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. 今週は棋王戦第3局が行われ、渡辺明棋王がストレートで防衛を果たしました。
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. 囲み記事『加藤一二三立会人の見た第3局』は、まんま加藤先生が話しているみたいで見ものです。ハイ、エエ。
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. 今週は電王戦第1局が行われました。ロボットアームはもっとぷるぷるがたがたするのかと思っていたらスムーズでびっくりしました。 敗れてしまった菅井五段。電王戦から5日後の棋聖戦・対佐藤天戦の取材に行きました。先手中飛車で完勝。局後、将棋の解説をしていただいたあと、観戦記担当の勝又六段や中継記者さん、対局立会の窪田六段を交えて電王戦の話に。習甦が強かったこと、開発者の竹内さんがとてもいい方だったことを話されました。コンピュータと戦うに当たり、今まで「指しやすい」「作戦勝ち」という概念を捨てたと言っていました。コンピュータはどんなにいいと思った局面からはっとする手を指して流れを作ると。大局観を捨て、局面で手を読むようになったと。電王戦はとてもいい経験だったと嬉しそうに語っていました。ああああ、もったいない。こんないい話、ちゃんと取材して聞きたい、まとめたい。電王戦終了後に、菅井先生の話を聞く機会が持てればな、と思います。編集長、やりましょう! うちが駄目なら将棋世界で…。
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