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「米長の将棋 完全版 第三巻」入稿完了!!

2013.08.02 | 将棋書籍編集部

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512ページの大著、3ヶ月連続発売。

「米長の将棋」2巻分に自戦記、エッセイ、詰将棋を加えた米長将棋の将棋完全版シリーズ最終第三巻を入稿しました。


・著者:米長邦雄
・定価:2,940円(税込)
・A5判 512ページ
・ISBN978-4-8399-4821-4
・発売日:2013年08月27日


今回のテーマは「ひねり飛車」「横歩取り」「奇襲戦法」(角頭歩突きなど)で、力将棋を中心とした内容。米長永世棋聖の泥沼流の真骨頂を堪能できるテーマとなっています。

私がみなさんに是非読んでいただきたいのは名人獲得の一局の自戦記。
自分の力では到底中原先生の陣容を突き崩すことはできないとみて、島朗、羽生善治、佐藤康光、森内俊之、いわゆる島研に頭を垂れて教えを請うた、それが第1図の局面である。というくだりや
追い込まれたときに何をするのか、このときに大山康晴先生と中原先生は共通していることがある、という話。

名人挑戦を6回跳ね返され、7回目、最年長で名人を獲得した執念、それが実ったすがすがしさがこの自戦記に込められています。

米長永世棋聖の足跡、今こそ本書で振り返ってみてください。