2017.11.06
買い替えユーザ目線で徹底比較!
iPhoneの買い替えを考えてるユーザにとって、iPhone Xを買うべきか、8/8 Plusにすべきか、非常に悩ましいところです。ディスプレイやカメラ、サイズ感など具体的にどのように違うのでしょう? ここでは8や7シリーズと比較しながらiPhone Xのメリット/デメリットを解説します。
Display・オールスクリーンのメリット/デメリットって何?
10年以上費やしたデザイン
「10年以上もの間、私たちが考えてきたのは全面ディスプレイのiPhoneを作ることでした。そのビジョンを実現したのがiPhone Xです。(中略)iPhone Xは、iPhoneの新しい時代、デバイスがユーザ体験に完全に溶け込む時代の幕開けを告げるものになるでしょう」。そう語ったのは、アップル最高デザイン責任者のジョナサン・アイブです。
iPhone Xは対角5.8インチの「スーパーレティナ(Super Retina)HDディスプレイ」が全面に広がり、ホームボタンは姿を消しました。ディスプレイにはiPhone初のOLED(有機EL)を採用。圧倒的な解像度と高精細な表示、美しく正確な色表現と省電力を実現しています。
しかし、ディスプレイの一部はトゥルーデプス(TrueDepth)カメラシステムを避けるように変則的な形をするなど、これまでと異なる仕様に変更されています。また、大型化による画面割れも気になるところ。
アップルが10年以上費やして実現した未来のスマートフォンを一足先に体験するか、実用性を取って安定した仕上がりのiPhone 8/8プラスを取るか。まずは、ディスプレイの面からメリットとデメリットを見ていきましょう。