2015.09.07
今年8月、アップルは公式サイトのリニューアルを行い、メニューから「ストア(Store)」タブをなくした。アップルは、ショッピング体験と製品情報を組み合わせることで、よりシンプルなWEBサイトを作り上げることを追求したと説明しているが、利用者にとってはどのような恩恵があるのだろうか。
1ステップの重さ
これまでアップルのWEBサイトは、通常の製品情報ページとは別にオンラインストア内にも製品情報があり、似たような内容が重複していた。今年8月、アップルはこうした状況を改善し、ストアのタブをなくして製品ページから直接購入に進めるようになった。
また、各種アクセサリは、MacやiPad、iPhoneといった製品カテゴリの中から辿っていく仕様に変わった。これまでアップルのオンラインストアでは、MacやiPhoneなどの本体とアクセサリが分かれており、訪問者はオンラインストアに移動してからアクセサリページを表示し、そこからアクセサリのジャンル→個別の製品と階層を辿っていく必要があった。しかし新しいアップルのWEBサイトでは、製品カテゴリを選ぶとそこに[アクセサリ]ボタンがあり、そこから対応製品を探していける。