ラストシャッフル 上演台本 | マイナビブックス

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文芸 >> 戯曲・シナリオ


ラストシャッフル 上演台本

お芝居の上演台本を、電子書籍で読む

東京ストーリーテラーが2010年10月7日~17日まで、シアターKASSAIで上演した『ラストシャフル』台本を電子書籍化したもの。
■あらすじ
身寄りのない資産家の老人が死んだという。
噂を聞き、金目の物を盗み出そうと屋敷に忍び込んだ恭平と久美。
しかし、そこで二人が出会ったのは、死んだはずの老人だった。
認知症を患う老人は、恭平を息子と勘違いし、押しかけて来た近所の青年達も二人を老人の身内だと信じてしまう。
思わぬ成り行きで始まった老人との生活が、やがて二人の運命も変えていく…。
その場しのぎで生きてきた男と、そんな男に惚れた女、そして人生の黄昏に悔いだけを残した老人。
手札が変われば運だって変わるはず、最後のシャフルに全てを賭けて、三人の奇妙なゲームが始まった。

ひさまかつひこ

久間勝彦

難解だけど芸術的だと言われるより、分かりやすくて心に沁みると言われたい。
起承転結のはっきりした物語の中に、親子の情愛、人間の尊厳、命の営み、そしてその愛おしさを、色あせる事の無い人間賛歌にして、大きな声で歌い続けたい、そんな事を願う、演劇集団です。