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特別企画 [PR] Web Designing 2017年6月号

本気の議論を重ね 顧客のためになるデザインを生み出す 合同会社ファジカ

新潟市に拠点を置くファジカは、Webサイトにとどまらず企業のブランディングやCI (Corporate Identity)、紙媒体まで、企業の運営に必要なあらゆるものをデザインする制作会社だ。新潟という地方都市において、ファジカはどのようなことを大切にしながら仕事をしているのか。アートディレクターの山下良子氏、制作プロデューサーの小林功氏に話をうかがった。

http://fagica.jp/

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合同会社ファジカ(左から小林功氏、山下良子氏)
「楽しさと美しさと愛のあるデザインで、お客様に感動を」をモットーに、Webに限らず多媒体の制作、プロデュースを手がける。社名の「ファジカ」は造語で、「ゼロからモノを生み出す会社なのだからこの世にない名前にしよう」という思いが込められている。 http://fagica.jp/

 

顧客の社内広報になって本気で対話を重ねる

ファジカには営業担当者がいない。そのため、デザインや企画に徹底的にこだわり、オリジナリティやクオリティの高い成果物を作ることで顧客を獲得している。ただし、山下氏は「単に“よく魅せる”ことはしたくない」と話す。

「お客様の多くは、地元新潟の中小企業や個人事業主の方々です。普通、そうした企業のサイトこそ立派に魅せようとするかもしれませんが、それはむしろデメリットになると思っています。エンドユーザーの期待値を上げすぎてしまうと、たとえば来店時に『思ったより規模が小さかった』という心証を与えるなど、期待値を下回ってしまうことがあるからです。そのため、同規模の競合他社よりもいいデザインは目指しますが、あえて“野暮ったく”することもあります」(山下氏)

こうした考えは、同社が「クライアントの社内広報になったつもり」で仕事に取り組むからだ。

「私たちが目指しているのは、お客様と同じ舞台に立って、お客様の事業を本気で考え、応援すること。だから本音で議論を重ねますし、違うと思ったらお客様に対しても『違うのでは?』とできるだけ正直に意見させていただきます」(山下氏)

だからこそ、ファジカはいいデザイン、いい企画を生み出すことができている。

「議論を重ねることで一味違う成果物に結びつきます。我々の場合、経営者の方など、決定権者と直接やりとりすることが多いので、議論を重ねることはお客様との関係構築にも大きな意味があります。そして何より、そうしたやり方をすることで自分たちもやり甲斐を持てるんです」(小林氏)

こうして地場の企業と密接に関わり、寄り添うファジカだが、新潟には、「たくさん売れればいいわけではない」と考える企業もある。

「たとえば『新し屋酒店』では、貴重なお酒も取り扱われています。転売目的で購入される方もいるのですが、それよりも本当に美味しいお酒を飲みたいと思っている方に販売したいと考えていらっしゃいます。このように、ただ成果を求めるのではなく、自分たちの商品やサービスのファンにきちんと情報を届けることを目的にしているクライアントが少なくありません」(山下氏)

こうした思いを具現化するためにも、「社内広報」になることが重要なのだろう。

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新し屋酒店
新潟の地酒、日本酒をメインに扱う酒販店「新し屋酒店」のECサイト。「潔さ」をテーマに、シンプルなデザインに。店舗が迷いやすい奥まった場所にあるので、店舗までの案内図を宝の地図風にし、プリントして持ってきた方にプレゼントを渡すなど、遊び心あふれる企画提案も行った

 

ドメイン名でクライアントのイメージを演出する

「新し屋酒店」では、ドメイン名に「.jp」を採用している。

「地場のものを中心に扱っているので『.com』や『.net』ではイメージにあわず、また企業のイメージのある『co.jp』はECサイトには少し堅い印象でした。普段から、特別な理由がなければ『.jp』を選んでいます」(山下氏)

「『.jp』を使うことで、見た人に信頼感、安心感を与えることができます。それが最大の特徴ではないでしょうか」(小林氏)

新潟市内で幼稚園や保育園を展開する学校法人恵愛学園の場合も、信頼感を伝えるために「.jp」を用いている。

一方で、「co.jp」は「堅さ」を演出するために有効だという。

「絹織物の会社である横正機業場は100年の歴史がありましたが、2013年にファジカに依頼をいただいた際に初めてサイトを作りました。こちらでは『co.jp』を採用し、老舗の会社としての堅さが演出できているのではないかと思います」(小林氏)

このように、ドメイン名はクライアントのイメージを演出するための効果もあるという。

ほとんどの場合、ドメイン名選定もファジカから提案しているが、その際にもしっかりと意図と効果を説明している。こうした姿勢が、ファジカが新潟の数々の企業から評価され、信頼されている証なのだろう。

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学校法人 恵愛学園
幼稚園のサイトとしては珍しいパララックスデザインを採用。運営する3園がもつ楽しげな雰囲気や理念を表現した。サイトには小林氏が長期間かけて撮影した写真を中心に掲載し、タイポグラフィを得意とする山下氏が選定した親しみやすい書体を使用している
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横正機業場
新潟県五泉市で100年以上の歴史を持つ横正機業場のコーポレートサイト。Webサイトでは珍しい縦長の写真を用いてインパクトを演出するとともに、赤ちゃんが身にまとうことで絹織物の優しさを表現。このサイトは同社の名を広めるのに一役買い、現在ではオリジナルブランドの絹ストール「絽紗(ろしゃ)」の全国展開などもなされている

企画協力:合同会社ファジカ

掲載号

Web Designing 2017年6月号

Web Designing 2017年6月号

2017年4月18日発売 本誌:1,530円(税込) / PDF版:1,200円(税込)

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企業のIT推進担当者やネット運営者に向け、ネットビジネスの課題を解決するノウハウや最新情報をお届け。徹底した現場目線とプロへの取材&事例取材で、デジタルマーケティング施策に取り組む上での悩みや疑問、課題を解決するヒントを紹介します。

6月号のテーマは「AI」です。「え!?」と思った人、ぜひ本書ですでに直面している現実をご覧ください。

現在、ビジネスのキーワードとして飛び交っている「AI(人工知能)」。人間の脳の代わりとなり、さまざまな仕事をAIが賄ってくれる未来像がネット上でも飛び交っています。「人間の仕事を奪うのではないか」「人間を支配するのではないか」そういって煽るメディアも多々ありますが、果たして現在のAIとは、本当にそんなSFのような話なのでしょうか?
答えは「今はNO」です。
むしろ、AIはインターネット、そしてSNSといったものと同じ、現在のマーケティングを加速させる「新しいマーケティングツール」なのです。

一方、AIの導入は巨額の開発費を投資できる大手企業の話であり、自分たちのような中小規模の企業には関係ないと思っていませんか?
答えは「NO」です。
むしろ、時代の流れに少なからず影響を受ける中小企業こそ、大手との仕事のため、企業成長のため、正しい理解と認識が必要です。

AIは今すぐに、多額の投資をしなくとも活用できる状況がすでに作られています。
人工知能によってマーケティングにおけるあらゆるコミュニケーションが変わっていく可能性があり、そんな時代はもうすぐそこまで来ています。仕事の効率化、人件費削減など中小企業が抱える長年の課題に対する解決の道筋をつけてくれる可能性が大いに有り得ます。
御社の競合がAIを使った施策を行っている、そう聞いてからでは遅いのです。
本特集では、今、現場で活用できるAI技術を使ったWebマーケティングの方法と、それによるリソース面、予算面のメリットまで追求します。

第1部 【中小企業Web担こそ!】いますぐAIを検討すべき理由
●いますぐ使えるAIの基礎理解
●図解・AIがマーケティングで注目される理由
●AIの仕組み~要するに、何をしてるの?~
●AIをビジネスツールとして活かすには

第2部 AIを現場の即戦力にするメリット
●AI搭載型botでオペレーションコスト低減へ!スモールスタート可能なチャットボット活用法
●AIの機能は「分析」ではなく「分類」だ!AIの導き出す「答えの見方」
●実録・AIでFAQを作る
●こんな身近にある!AIツール

など

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