2016.03.31
ニュース&インフォ Web Designing 2016年4月号
ピカソにデュシャン、デ・キリコ‥‥ 横尾芸術の本質は“引用”にあり 横尾忠則 迷画感応術
独学で絵画を習得した横尾忠則。横尾芸術の本質は、5歳の時に模写した「講談社の絵本」の宮本武蔵の絵に始まり、多様なイメージを取り込む現在に至るまで、“引用”にある。特にパブロ・ピカソには、1980年にニューヨーク近代美術館で大回顧展を見たことがきっかけとなり、絵画を制作することを決意したというほどの影響を受けている。美術館の入口をくぐる際にはグラフィックデザイナーであった横尾は、2時間後に出口に立った時には“画家”になっていたと言われている。本展では、芸術家たちへの敬愛とエスプリに満ちた作品を公開し、時空を超えて広がる横尾のアート・コスモスを紹介する。
●会期:3月19日(土)~8月28日(日)
時間:9:00~17:00/入場料:大人1,600円、大・高校生1,200円、中・小学生800円
会場:彫刻の森美術館(神奈川・箱根)