動画マーケティングの「いま」|WD ONLINE

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動画マーケティングの「いま」 数字から読み解く利用の実態

マーケティングで動画を活用することが当たり前になっている現在。そうは言っても、実態はどうなのでしょうか。動画のいまを取り巻く状況を俯瞰してみましょう。

2018年の国内動画市場は1,843億円、前年比134%と大きく成長しました。2015年の調査では2019年に1,718億円という予想でしたから、現実の成長がそれを上回った形になります。とはいえ、2018年の日本のインターネット広告媒体費(1兆4,480億円)に占める割合は約14%と、検索連動型広告(39.4%)の半分以下にとどまっています※1。

今後、2024年には現在の倍以上である4,957億円に達すると予測され、その成長のほとんどをスマートフォン向けが占める見込みです。

※1 D2C/サイバー・コミュニケーションズ/電通「2018 年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」


動画はどのくらい視聴されているのでしょうか。ネットリサーチ「Fastask」の定点調査から2018年12月の結果を見ると、動画投稿サイトやSNSの動画を能動的に見る回数について、約27%が「毎日見る」と回答。年代別の回答を見ると10代の54%が「毎日見る」など、特に若年層の頻度の高さが際立っています。

また、同調査について過去の推移を比較すると「視聴しない」の割合があまり変動しないのに対し、「毎日」は徐々に上昇する傾向があります。ほぼ見ない人と積極的に見る人の両極化が進んでいることが考えられます。

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掲載号

Web Designing 2019年8月号

Web Designing 2019年8月号

2019年6月18日発売 本誌:1,559円(税込) / PDF版:1,222円(税込)

動画を作った! そのあとどうするの?

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「つくるだけ」では役に立たない!

Web動画を課題解決につなげる
必勝方程式

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数年前より、Webマーケティング界隈では動画を使った施策が主流となってきました。
主要SNSプラットフォームも軒並み動画への動きを活発化させ、
インスタグラムストーリーやFacebook LIVE、TikTokなどさまざまなサービスが登場しており、
「動画は当たり前」という状況はますます加速しています。

これまでは「動画をつくる」ということに関してお金と時間、人手がかかり大きな障壁となっていましたが、
今ではスマホ1つで撮影でき、動画制作が手軽にできるツールも揃ってきました。
これで動画を使ってWebビジネスができる!…ちょっと待った!大事なことを忘れていませんか?

その動画、どう使ったらビジネスの課題解決に役立ちますか?
「動画をつくる」だけでは儲かりません。
それを本来の自分たちのビジネスの目的や課題(集客、商品売り上げUPなど)に結びつけて初めて意味があります。

せっかくつくった動画をどのプラットフォームに公開したらいいか、
動画を視聴した人にどんなアプローチをすれば購入まで誘えるか、
動画視聴者の動向をどんな数字を見て、どのように判断すればいいか…。

本特集では、せっかくつくった動画を120%ビジネスの結果に結びつけるために必要な考え方、
すべきことなどを系統立てて整理しました。

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集客や販売促進といった「外向け」の動画活用から、採用、研修、インナーブランディングといった「内向け」の
動画の効果的な活用法まで網羅!
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【本号を読むメリット】
・動画を使った効果的な取り組みや戦略の立て方がわかる
・「動画をつくる」「動画を活用する」「動画を運用する」それぞれの目的で効果的な知見を得られる
・動画そのものだけに注目するのではなく、動画をビジネスのピースの一つとして、俯瞰的なビジネス施策のイメージがつかめる



【こんな方にオススメ】
■動画を作成したけどイマイチ期待する結果が出ていない企業Web担当者
■動最近話題の動画系サービスをマネタイズにつなげたい企業担当者
■動画作成は得意だけど、それを効果的に活用する施策提案までできるようになりたい制作会社
■動画施策を提案したいけど、決裁者に費用対効果がうまく説明できない担当者