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継続的な運営ができるチームを作ろう つくった後のことも考えて

Illustration: 鈴木海太

[組織構築・運営1]
影響範囲の事前確認で失敗を防ぐ!

・他部署から動画なんてと怒られた…
・足を引っ張られているような気がする…

規模の大きな企業は特に要注意

動画施策を成功させるためにはもう一つ、重要な側面があります。それは「人」です。というのも、動画でマーケティングを行う際には、実に多くの人が関わることになるからです。そうした人たちの理解・協力を得て初めて動画施策はうまくいくのです。

企業規模が大きくなればなるほどその範囲は広がっていきます。例えば広告担当、Webマーケティング担当、SNS担当、Google Analytics(GA)などの計測担当、EC担当(場合によってはAmazon担当、楽天担当と細分化していることも)、さらには営業や実店舗の担当者が施策に関わることもあり、そこに動画の制作を担当する制作会社やWebの制作会社が関わってきます。

 

目的やターゲットを共有できているか

問題の一つは、そうしたすべての人たちに、情報がきちんと行き渡っているのかという問題。例えば動画を活用して計測をしたいのに、GA担当者に話が伝わっていなかったとか、SNS広告に動画を投稿するのに、肝心のSNS担当がその意図を理解していなかったとか、さらには実店舗を巻き込んだ動画施策を行うのに実施の直前になっても店舗の担当者に話が通っていなかったなどといったことが実際にあります。

動画施策の計画を進める際には誰がこの計画に関わることになるのか、その影響範囲はどこまで及ぶことになるのか、まずはその点を明確にすることです。その上で動画を利用する目的や狙い、施策実施する期間などについてしっかりと意思疎通をはかっておく必要があります。

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掲載号

Web Designing 2019年8月号

Web Designing 2019年8月号

2019年6月18日発売 本誌:1,559円(税込) / PDF版:1,222円(税込)

動画を作った! そのあとどうするの?

サンプルデータはこちらから

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「つくるだけ」では役に立たない!

Web動画を課題解決につなげる
必勝方程式

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数年前より、Webマーケティング界隈では動画を使った施策が主流となってきました。
主要SNSプラットフォームも軒並み動画への動きを活発化させ、
インスタグラムストーリーやFacebook LIVE、TikTokなどさまざまなサービスが登場しており、
「動画は当たり前」という状況はますます加速しています。

これまでは「動画をつくる」ということに関してお金と時間、人手がかかり大きな障壁となっていましたが、
今ではスマホ1つで撮影でき、動画制作が手軽にできるツールも揃ってきました。
これで動画を使ってWebビジネスができる!…ちょっと待った!大事なことを忘れていませんか?

その動画、どう使ったらビジネスの課題解決に役立ちますか?
「動画をつくる」だけでは儲かりません。
それを本来の自分たちのビジネスの目的や課題(集客、商品売り上げUPなど)に結びつけて初めて意味があります。

せっかくつくった動画をどのプラットフォームに公開したらいいか、
動画を視聴した人にどんなアプローチをすれば購入まで誘えるか、
動画視聴者の動向をどんな数字を見て、どのように判断すればいいか…。

本特集では、せっかくつくった動画を120%ビジネスの結果に結びつけるために必要な考え方、
すべきことなどを系統立てて整理しました。

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集客や販売促進といった「外向け」の動画活用から、採用、研修、インナーブランディングといった「内向け」の
動画の効果的な活用法まで網羅!
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【本号を読むメリット】
・動画を使った効果的な取り組みや戦略の立て方がわかる
・「動画をつくる」「動画を活用する」「動画を運用する」それぞれの目的で効果的な知見を得られる
・動画そのものだけに注目するのではなく、動画をビジネスのピースの一つとして、俯瞰的なビジネス施策のイメージがつかめる



【こんな方にオススメ】
■動画を作成したけどイマイチ期待する結果が出ていない企業Web担当者
■動最近話題の動画系サービスをマネタイズにつなげたい企業担当者
■動画作成は得意だけど、それを効果的に活用する施策提案までできるようになりたい制作会社
■動画施策を提案したいけど、決裁者に費用対効果がうまく説明できない担当者