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One's View コラム Web Designing 2019年8月号

【コラム】多様化する動画と趣味嗜好、そして雑感 今号のお題「動画」

さまざまな方々に、それぞれの立場から綴ってもらうこのコラム。ひとつの「お題」をもとに書き下ろされた文章からは、日々の仕事だけでなく、その人柄までもが垣間見えてきます。

「動画」と聞いたらみなさんは何を思い浮かべますか?

本誌読者の方はマーケティング、制作に関わっている人が多いでしょうからPR動画という回答が多そうです。しかし一般的にいま「動画」といえば、NetflixやAmazon Prime Videoといった動画配信サービス、はたまたYouTubeやSHOWROOMのようなライブ動画配信、そしてSNSの動画配信と、回答はさまざまです。

動画というコンテンツ消費が日常となったのは間違いありません。結果、PR動画がリーチしづらくなった、可処分時間を得づらくなったことは自明です。正直に言うと、私は仕事と子育てで可処分時間が極めて少ない部類で、動画をじっくり見る時間はほとんど皆無。でも、そんな私でも時間をかけて(あるいは気づけば時間を消費している)動画を、完全に個人の趣味だけで選んでみたいと思います!

『I'm a HERO Program - Documentary Film』(YAMAHA)

コロンビアのスラム街を舞台に、26名の子どもに楽器を配布しサッカースタジアムで演奏をするに至るまでの半年を追った50分を超えるドキュメンタリー。貧困や犯罪という社会課題に音楽で立ち向かうというYAMAHAのCSR活動的な動画です。とにかく長い…でも見た後に「これは見てよかった!」という満足感がたっぷり味わえます。

『社畜ミュージアム』(独立行政法人 中小企業基盤整備機構)

内輪ですが面白法人カヤックの企画制作による中小機構のPR動画。働き方改革が叫ばれるなか、中小企業のあるある風景を面白おかしく解説し、改善を呼びかけるために作成されました。ただただ笑えます。

『ンダモシタン小林』『サバイバル下校』(宮崎県小林市)

私自身が地域のプロモーションを手がけているので地域系もひとつ。これは3年前なので既知だとは思いますが、やはりダントツで、面白い。YouTubeでぜひご覧ください。

好きなタレント/芸能人/著名人の動画

完全に個人的な趣味の世界です(笑)。東京スカパラダイスオーケストラやH ZETTRIOなどのPV、石田ゆり子やF1ドライバーのInstagramなど。可愛い♡、カッコいい、癒される…。

動画は個人の趣味嗜好で消費される情報コンテンツの主流になったと言えるかもしれません。そして、誰もが発信側に立つことができるようになりました。

そうそう、カヤックLivingでも「LIVE!SMOUT」というオンラインの移住セミナーをやっています。遠い地域には気軽に何度も足を運べないし、地域の人がイベントにあわせて何度も都内に来るのも大変です。だから動画で各地を繋いで話す企画として始めました。テキストベースと違って、本音がぽろっと出たり、各自が生活する空間(職場/家など)からアクセスするので視覚情報からもその人の個性や習慣が垣間見えたりと、動画ならではの良さを感じています。実際に会ったときに「はじめまして」よりも最初からぐっと距離が縮まっているのも動画コミュニケーションの強みです。

先日は「SMOUT」の1周年記念で「24時間オンライン移住相談室」というイベントも開催しました。動画の可能性はまだまだ拡がりそうです。

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「ZOOM」を利用して行っている「LIVE!SMOUT」。会社、自宅などさまざまなところから参加するため、このとおりリラックスした雰囲気になりやすいのが特徴です https://smout.jp/
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ナビゲーター:松原佳代
2005年に(株)面白法人カヤック入社。広報および企業ブランディングを担当する。2015年に独立し、株式会社ハモニアを設立。スタートアップの広報戦略、広報人材育成をおこなう。2017年7月より、(株)カヤックLivingの代表取締役を兼任。暮らし、住宅、移住をテーマとする事業を展開する。カヤックLiving/ Twitter @kayom

掲載号

Web Designing 2019年8月号

Web Designing 2019年8月号

2019年6月18日発売 本誌:1,559円(税込) / PDF版:1,222円(税込)

動画を作った! そのあとどうするの?

サンプルデータはこちらから

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「つくるだけ」では役に立たない!

Web動画を課題解決につなげる
必勝方程式

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数年前より、Webマーケティング界隈では動画を使った施策が主流となってきました。
主要SNSプラットフォームも軒並み動画への動きを活発化させ、
インスタグラムストーリーやFacebook LIVE、TikTokなどさまざまなサービスが登場しており、
「動画は当たり前」という状況はますます加速しています。

これまでは「動画をつくる」ということに関してお金と時間、人手がかかり大きな障壁となっていましたが、
今ではスマホ1つで撮影でき、動画制作が手軽にできるツールも揃ってきました。
これで動画を使ってWebビジネスができる!…ちょっと待った!大事なことを忘れていませんか?

その動画、どう使ったらビジネスの課題解決に役立ちますか?
「動画をつくる」だけでは儲かりません。
それを本来の自分たちのビジネスの目的や課題(集客、商品売り上げUPなど)に結びつけて初めて意味があります。

せっかくつくった動画をどのプラットフォームに公開したらいいか、
動画を視聴した人にどんなアプローチをすれば購入まで誘えるか、
動画視聴者の動向をどんな数字を見て、どのように判断すればいいか…。

本特集では、せっかくつくった動画を120%ビジネスの結果に結びつけるために必要な考え方、
すべきことなどを系統立てて整理しました。

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集客や販売促進といった「外向け」の動画活用から、採用、研修、インナーブランディングといった「内向け」の
動画の効果的な活用法まで網羅!
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【本号を読むメリット】
・動画を使った効果的な取り組みや戦略の立て方がわかる
・「動画をつくる」「動画を活用する」「動画を運用する」それぞれの目的で効果的な知見を得られる
・動画そのものだけに注目するのではなく、動画をビジネスのピースの一つとして、俯瞰的なビジネス施策のイメージがつかめる



【こんな方にオススメ】
■動画を作成したけどイマイチ期待する結果が出ていない企業Web担当者
■動最近話題の動画系サービスをマネタイズにつなげたい企業担当者
■動画作成は得意だけど、それを効果的に活用する施策提案までできるようになりたい制作会社
■動画施策を提案したいけど、決裁者に費用対効果がうまく説明できない担当者

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