[将棋]マイナビ女子オープンブログ|将棋情報局

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井道女流二段、昼食休憩前と合わせて約50分の長考で△3四銀(46手目)とぶつけました。戦いを起こさないと▲4六歩から桂を取られてしまうため、東京・将棋会館の中継室でもこの一手と見られていました。東京の対局立会人を務めている川上猛七段は、桂を歩で取る筋を残す▲2六銀を本線で考えていましたが、堀女流1級は▲4六銀と指しました。「桂先の銀」で安定感はありますが、後手からすると急ぐ必要がなくなったので、じっくり戦うことができるようになった側面もあります。

玉側とは逆の端を攻める△1五歩(52手目)は珍しい筋。こうした攻めが間に合う展開になったのも、先手の選択によるものといえます。
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第17期 >> 本戦1回戦

対局再開

2023.08.30

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12時40分、対局が再開されました。休憩に入る前に熟考していた井道女流二段ですが、記録係から再開を告げられてもすぐには指しません。早くも勝負どころの様相です。




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第17期 >> 本戦1回戦

昼食休憩

2023.08.30

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12時、井道女流二段が約25分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲堀女流1級58分、△井道女流二段1時間1分。昼食の注文は両者ともありませんでした。対局は12時40分に再開されます。




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2人の対戦は2019年に1局あり、堀女流1級が勝っています。マイナビ女子オープン本戦は井道女流二段が第8期以来、3度目の出場です。堀女流1級は初の本戦進出になりました。両者ともタイトル挑戦を目指すことはもちろん、本戦ベスト4に入れば女流初段への昇段規定を満たすため、堀女流1級は昇段に向けた道のりにもなります。


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堀女流1級は居飛車、井道女流二段は角道を止めた三間飛車に構えました。堀女流1級は左美濃に組み、井道女流二段は△3五歩(26手目)で好形の石田流を目指します。マイナビ女子オープンは予選が持ち時間30分と早指しですが、本戦は3時間と女流棋戦では長時間です。瞬発力よりもじっくり考える力が求められるといえるでしょう。まずは序盤の動向に注目です。
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