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週刊将棋

雨宮編集長のコゴト@やり残したこと

2016.02.27 | 週刊将棋編集部

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 本日、3月2日号を校了、印刷します。残すところ4号となりました。

 王将戦が2-2、棋王戦が1-1になったので、それぞれ第6局と第4局の開催が確定しました。この2局が最終号となる3月30日号のメイン記事となります。

 特集なども含めて、最終号までの紙面構成は、ほぼ固まっています。もちろんこれから決まる対局もありますし、思わぬビッグニュースがあるかもしれません。編集長を務めた期間を振り返れば、そんなことばかりを考えていました。

 実際のところ、制作に入ってから大きく構成を変えざるをえなかったことは、5回あったかどうか。東日本大震災、米長邦雄会長の死去……。
 平均して3ページは使うタイトル戦が、例えば対局者の急病、災害などで中止になったら、その穴埋めはどうしよう。1ページは中止そのものの記事で埋められますが、あとの2ページは?

 こんなことを8年間も考え続けてこられたのですから、自分は意外にタフだったのかもしれません。

 いざ、残り少なくなってくると、あれもやりたかった、これも書いてみたかった、などなどを未練たらしく考えてしまいます。だいたいは不謹慎なことなので、実現させなかったとは思いますが。
 例えば…

 4月1日号でウソばかり並べた「エープリルフリル号」を作る!
 ※実際にやるとしたらかなりたいへん。普通に作ったほうがきっと楽。

 上田初美女流と熊倉紫野女流を組ませて女流版深夜A時「熊さん初つあんの縁台トーク」をやる!
 ※名前の語呂合わせだけで本人のキャラはまったく考慮してません

 持ち時間30時間のデスマッチを本紙独占でやる!
 ※やってみたいと言った棋士はホントにいました。でも予算が…

 「棋士の妻座談会」で大暴露トークをやる!
 ※実は「女流の夫座談会」のほうがコワイかも?

 こんなことを何年も考えていたのですから、意外とストレスにさらされていたのかもしれません。