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23年前の四者プレーオフ

2015.03.02 | 米澤孝至

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こうなるとは思いましたが、将棋編集部ブログは全部A級一色になってしまいましたね。
こんばんは。編集部の米澤です。
昨日は中継見つつ寝てしまいました。

先週、「ひと目の角換わり」が発売されました。
発売してすぐなのでまだ分かりませんが、どうやら好調のようです。
ありがとうございます。
文庫本担当として新刊の売れ行きには一喜一憂していますが、今日は文庫本の既刊の話でも。

既に将棋世界の鈴木氏に書かれてしまいましたが、A級順位戦は四者プレーオフとなりました。
実に23年ぶり。

鈴木記者のチョイネタばらし「23年前の順位戦」

23年前は大山康晴十五世名人が69歳でプレーオフ進出ということで、大いに盛り上がったようです。

鈴木氏のブログにも書いてあった将棋が、「将棋 好プレー珍プレー集」に載っていますので紹介します。



大山康晴十五世名人。2度のガンの手術を乗り越え、生涯現役を貫き通した鉄人。69年間のその人生に「晩年」はなかった。その証
明が平成3年度のA級順位戦。高橋、米長、谷川。2度目のガン手術のあと、大山はこの3人を相手に3連勝してみせたのだ。
A図。既に優位に立っている先手だが、大山流の決め方は……。




A図では▲4二金(C図)と打って先手勝ち。控室では結論が出されていたが、大山の打った金は6七に着地した(B図)。



△7七角成を消されてみると谷川には手がない。それを知っている大山は悠々とと金攻めを間に合わせて勝った。
谷川投了の数分前、高橋が投了を告げていた。ついに大山、プレーオフへ。


このあともう1ページ、エピソードページがあり、4ページ一組でまとめられています。
面白くてすらすら読めますので、ぜひご一読を。

そういえば先日、連盟モバイルのコラムでこの本の写真が上がっていましたね。
そのとき便乗して紹介すれば良かった…。

私は23年前に思いをはせつつ、プレーオフを楽しみにするとします。
皆様もこの機に昔の将棋界に浸ってみるのはいかがでしょうか。

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