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5手詰で読みをつなげる感覚を磨け!

2014.11.04 | 

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こんにちは。編集部の米澤です。

 
11月13日に、新しい詰将棋の文庫本が出ます。
 
「爽快!5手詰トレーニング200」
 

監修は渡辺明二冠です。
 
さっそくまえがきをご覧ください。
 
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 将棋の上達法として欠かせない詰将棋。詰将棋によって鍛えられる読みの力は、実戦でも必ず役に立ちます。
「爽快!3手詰トレーニング200」では将棋の基本である「3手の読み」が一つのテーマでした。今回の5手詰は基本の応用です。読みを先へ先へとつなげていく感覚を覚えてください。
 本書は問題の出題順に特長があります。第1章に収録されている問題は全て、一段玉の詰みを考える問題です。実戦でもよく現れる形から始まり、進むにつれ中段玉や入玉形の問題が出てきます。徐々に多くの詰みの形に慣れていってください。
 本書が皆さまの終盤力アップ、ひいては勝率アップのお役に立てれば幸いです。
 
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5手詰でもりもり終盤力を鍛えましょう。
6月に発売した「爽快!3手詰トレーニング200」で鍛えた方なら、ちょうどいい難易度になっているはずです。
 
3手詰が詰将棋の基本なら、5手詰を解く力は長手数読むときの基礎となる力です。
まえがきにもありますが、5手詰で「読みを先へ先へとつなげていく感覚」を覚え、長手数読む基礎固めをしましょう。
 
今回の書籍の工夫としては、問題の出題順が上げられます。
 
①第1章は見慣れた「一段玉」の問題
②「一段玉」も、駒数が少ない問題から、徐々に多い問題へ
③第2章は「二段玉」の問題
④最後、第5章は「五段玉」~「七段玉」の問題
 
いきなり中段玉の問題が出てきたりしない安心仕様です!
少しずつ詰みの形に慣れることができる構成になっています。
 
 
では、今日は1問だけ。
第1問はこんな感じです。
 
 
一段玉で、駒数はわずか6つ!
シンプルな図面です。
ヒントにもあるように、いつ桂を跳ねるかが大事です。
 
解答は最後にあります。
ではでは。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
★解答
 
▲2二銀△同銀▲2三桂不成△同銀▲2二角
 
 
先に▲2三桂不成とすると、△同馬▲2二銀△同馬で失敗。
初手は銀でも角でも良さそうですが、最後に角を残していないと、3手目▲2三桂不成を馬で取られたときに詰まないというワナもあります。