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若き天才羽生善治の将棋
2014.10.28 |
こんにちは。編集部の米澤です。
連休の予定が空っぽで絶望しました。
11月は3連休が2回あって素敵です。
最近、仕事で若手時代の羽生名人の将棋をいっぱい並べています。
仕事なので勉強になるような並べ方ではありませんが…。
「オールラウンダー」とも評される羽生先生ですが、若手時代は今よりもさまざまな戦型にトライしていたみたいです。
「羽生の頭脳」でおなじみの対抗形の急戦はもちろんですが、他にもいろいろ指しているんです。
今日はその中から、目新しいものをいくつか紹介します。
例えばこんな形。

四間飛車に対して、腰掛け銀+銀冠。
あまり見慣れない形ですが、これ、アマチュア大会で見たことあります。
堅く囲って、左側で一歩持って、右側で使うという狙いなんですかね?
振り飛車も先後両方で指しています。

これもまた少し珍しい、▲7六銀型。
他にも相横歩の激しい将棋もあれば、ひねり飛車やら相穴熊やら…。
終盤の切れ味だけでなく、序盤を見ているだけでも楽しい羽生先生の将棋。
まだ詳細は明かせませんが、いずれ書籍でお披露目できるはずです。
ではでは。