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週刊将棋

下村記者の棋楽にいこう 第19手 ちょっといいこと

2014.09.23 | 

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 みなさんこんにちは。週刊将棋の下村です。先週は王座戦第2局の取材で箱根に行って来ました。強羅の駅近くにある「強羅環翠楼」は歴史ある純和風旅館です。昭和30年には昭和天皇、皇后がご宿泊されたそうですし、同時期に囲碁の本因坊戦も行われたそうです。将棋のタイトル戦は初めてですが、趣きのある建物は風格を感じました。

 1泊ウン万円の高級旅館ですので筆者はもちろん泊まれませんが、近くのホテルから通って取材しました。旅館とホテルを何往復もして疲れましたが、それでもちょっといいことがありました。

 昼休明けの対局者の写真を撮り終えて、昼食を取りに外に出ようとすると、主催紙の記者さんが声を掛けてくださり、筆者の昼食も用意していただいたのです。本来ならば理事の青野先生(前日は順位戦を深夜まで戦い勝利、対局当日に箱根入りの予定)の分らしいのですが、昼時にはまだ到着されていないようで、一つお弁当が余っているとのことでした。

 最初は理事の先生のお弁当を、週将記者が食べてよいのか恐縮しきりでしたが、余ってしまい処分するようならば、これは筆者が食べないわけにはいきません。もし食べている途中に、青野先生が到着されたらどうしよう?とは一切考えずに、使命感にかられて頂きました。、
  名旅館のお弁当は豪華で想像以上に美味しく、お吸い物にはなんと金粉!が浮いてました。主催社の日経様、そして青野先生!ありがとうございました。