野呂エイシロウの「ケチの美学」第13回|MacFan

アラカルト ケチの美学

野呂エイシロウの「ケチの美学」第13回

文●野呂エイシロウ

人気放送作家が語るケチとアップルの交差点。

「べき」を捨てて「こう“ありたい”」にする

今、ボクの目標達成のためのタスクは、160項目である。

それは、ボクの目標の数々である。そこには「○○すべき」とは一言も書いていない。自分の人生で「べき」ということはひとつもない。ボクの目標設定はすべて「こうありたい」である。正直いうと、以前の僕のタスクは「べき」の嵐だった。でもコーチングの先生に指摘されて「こうありたい」に変更できた。

現在、医者に注意をされてダイエットをしているが、「炭水化物を食べない」ということは目標にしない。「毎日、炭水化物が20グラムで満足いく人間でありたい」と書いていて、毎朝読んでいる。そして実行している。昨日は、炭水化物ゼロ。今日のランチは、お茶碗に半分ぐらいで、糖質は30グラムぐらいだ。この原稿を書いている時点で、現在、2.4%痩せることに成功した。

僕はケチだ。人生は夢を叶えないとつまらないし、生きている意味がない。食べたいものもあるし、理想もある。そのすべてを「こうありたい」と決めるのだ。

●会議で、プレゼンテーションをうまくできる人間でありたい
●野呂と仕事をしたい経営者があふれるコンサルタントでありたい
●Mac Fanの表紙になるくらいの有名人でありたい
●スマートな身体でスポーティな人間でありたい

などなど山のようにある。

 

 

EishiroNoro

放送作家、戦略的PRコンサルタント。毎日オールナイトニッポンを朝5時まで聴き、テレビの見過ぎで受験失敗し、人生いろいろあって放送作家に。「元気が出るテレビ」「鉄腕DASH」「NHK紅白歌合戦」「アンビリバボー」などを構成。テレビ番組も、CMやPRをヒットさせることも一緒。放送作家はヒットするためのコンサルタント業だ!と、戦略的PRコンサルタントに。偉そうなことを言った割には、『テレビで売り上げ100倍にする私の方法』(講談社)『プレスリリースはラブレター』(万来舎)が、ミリオンセラーにならず悩み中。




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