アラカルト 旅するように暮らし、遊び、働く

ぼくの移動生活を支えるULギアたち⑦

文●四角大輔

MacBookとともに世界中を飛び回る四角大輔氏の、自由に生きるためのヒントが詰まったフォトエッセイ。

両手が、常に自由自在な状態であること。これは、移動生活、日々の暮らし、そして大自然への冒険といった、ぼくが営むすべてのライフスタイルにおいて、最重要視しているマイルールだ。

1カ月以上という、長期間に渡る移動生活の我が旅の相棒は、機内持ち込みのバックパック1つだけ。手を束縛して移動行為を阻害し、文字どおり“お荷物”となるスーツケースを使うのは、旅先から持ち帰るべき物が多いといった特殊な場合のみである。

街に出るときはいつも、ある構造のバッグを使っているが、荷が多いときは小型のデイバッグを活用。そして、ライフワークのロングトレイル登山や、フライフィッシング冒険においては、いうまでもなく大型バックパックが大活躍だ。

これら背負う「リュック型バッグ」は、人間の骨格や筋肉バランス上、もっとも理にかなった構造となっている。ほかのどのタイプのバッグよりも身体への負担が低いうえに、両手を自由にしてくれるといった圧倒的なアドバンテージがある。しかし、難点が1つだけあるのだ。

ズバリそれは、「荷物を取り出しづらい」こと。常に背後にあるため、必要なギアを取り出す際は「背中から下ろす」という、かなり大がかりなファーストアクションが必須となってしまう。

ちなみに、ぼくが移動生活や冒険で活用している大型のバックパックには、背中から下ろさずともギアを取り出せる特殊機能を備えている。その詳細な解説は次号以降に譲るとして、今回は軽く説明しておこう。

 

 

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Daisuke Yosumi

大手レコード会社プロデューサーとして7度のミリオンヒットを創出し、現在はインディペデントな人生を求め、ニュージーランドで半自給自足の森の生活を、年の数ヶ月は世界で移動生活を営み、場所に縛られない働き方を構築している。エコ雑誌や登山雑誌などの連載、自身の著書、オウンドWEBメディア『四角大輔のべて』(4dsk.co)をとおして、独自のクリエイティブ論とライフスタイル思想を発信。大自然への冒険と、アーティスト育成をライフワークとしながら、ベストセラー作家、会員制コミュニティ「Lifestyle Design Camp」学長、複数の企業の役員といった顔を持つ。著書に『モバイルボヘミアン』、『自由であり続けるために』、『The Journey』など。




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