ぼくの移動生活を支えるULギアたち④|MacFan

アラカルト 旅するように暮らし、遊び、働く

ぼくの移動生活を支えるULギアたち④

文●四角大輔

MacBookとともに世界中を飛び回る四角大輔氏の、自由に生きるためのヒントが詰まったフォトエッセイ。

ぼくが登山やフライフィッシングを仕事の一つにしていることは、この連載でも何度か触れてきた。

釣り初体験は幼稚園に入る前で、登山は小学校低学年。それ以来、そういったアウトドア遊びや冒険活動は、常に、ぼくの人生の中心にあった。

小中校ではツーリング自転車、高校ではオフロードバイクで、池や湖、山や森へ繰り出していた。大学では、バイト代を貯めてオンボロのバンを買って、キャンピングカーに改造。学生時代の大半を、その相棒に乗っての、日本中へのフィッシング冒険トリップに費やした。

15年間のレコード会社時代も、どんなに忙しくても、隙あらば、釣りや登山、キャンプに出かけ、年に一度は必ず9連休以上取って、ニュージーランドへ冒険の旅に出ていた。これは言うまでもなく、当時の日本社会の常識に反する行為だったが(今でもきっとそうだろう)、どんなに陰口を叩かれも、毎年、ほぼすべての有休をしっかり消化していた(笑)。

そうやって20年以上、_本気で遊んでいる_うち、レコード会社勤務中から、アウトドア関連の複業をスタート。まず30歳でフライフィッシングのセミプロになり、30代半ば過ぎからは、登山雑誌やアウトドア雑誌で原稿を書くように。

さて、前置きが長くなったが、大きな反響をいただいている、ぼくが旅で愛用する「UL(超軽量)ギア」を紹介するこのシリーズ。前号でガジェット系が終わったのを受けて、ここからは服、靴、小物、パッキングギアに入ってみたいと思う。

 

 

Daisuke Yosumi

大手レコード会社プロデューサーとして7度のミリオンヒットを創出後、インディペデントな人生を求め、2010年より、ニュージーランドの原生林に囲まれた湖で、“森の生活”を開始。年の半分は世界中で働きながら“移動生活”を送る。エコ雑誌や登山雑誌など多数の連載、自身の著書、オウンドWEBメディア『四角大輔のすべて』(4dsk.co)をとおして、独自のクリエイティブ論とオーガニック思想を発信。大自然への冒険と、起業家&クリエイター育成をライフワークとしながら、ベストセラー作家、会員制コミュニティ「Lifestyle Design Camp」主宰者、上智大学非常勤講師など複数の顔を持つ。新著『モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには』(ライツ社)が好評発売中!




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