野呂エイシロウの「ケチの美学」第5回|MacFan

アラカルト ケチの美学

野呂エイシロウの「ケチの美学」第5回

文●野呂エイシロウ

人気放送作家が語るケチとアップルの交差点。

雑誌や新聞は徹底的に読み、そして行動に移す。

情報は一番の武器である。

現代において、情報は一番の価値を持っていると思う。

ボクは、情報を手に入れると即座に行動に移す。「これはどう使えるか?」「この人に合うべきだ」と直ぐに行動する。それが癖だ。

朝、新聞を読むと、いくつかの戦略が浮かぶ。記名原稿を見ると連絡を取りたくなる。「この社長インタビューにどうしてクライアントが出ていないんだ」と反省をしたりもする。そして、20社ほどあるクライアントさんに作戦を伝える。その連続だ。

雑誌もそうだ。毎月ドコモが提供する雑誌読み放題サービス・dマガジンに400円払っているが、ボクはそれを使い倒す。とにかく、すべての雑誌に目を通す。そしてアイデアが浮かぶ。そして実行に移す。「こうなったらいいな」という夢を現実に変えてゆくのである。

そんな毎日だ。『Mac Fan』もそうだ。先月号を見ながら、iTunesの動画の見方は直ぐに実践。93ページのユーチューブのピクチャー・イン・ピクチャーはお気に入りだ。付録の別冊を見ながら「プレビュー」で手書き署名を入れられるのも初めて知った。契約書のサインが便利になるだろう。この付録の機能を順番に使うだけで半日を使ってしまった。ボクは雑誌を「暇つぶし」とは思ってない。発売された日にガッチリ読む情報収集の一部である。真剣に雑誌を読んでいるのだ。

そう、情報は受け取るだけではまったく意味がない。そこから何が学べるのか? そしてどんな行動に移せるのか? 常に考えている。




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