2017.03.26
新しい写真編集ソフトとして登場したLuminarは、自分のスキルに合わせてツールを取捨選択できます。
必要なツールだけ欲しい
美しい風景を撮ったのに、写真だとその素晴らしさが伝わらないことってありますよね。写真編集ソフトを使って見栄え良く仕上げようとしても、専門用語ばかりで使い方がわからなかったり、逆にシンプルすぎて欲しい機能が入ってなかったり…自分に合ったソフトを見つけるのは結構大変です。
そんなとき、「あなたのスタイルに合わせて変化する」とキャッチが添えられた新しい写真編集ソフト「ルミナー（Luminar）」を発見！ 早速、使ってみました。
写真編集ソフトってさまざまなツールがズラリと並び、頻繁に使う機能へのアクセスに手間取ったり、邪魔なスライダで写真の表示領域が小さくなったりするものが多いんですよ。しかし、本ソフトは自分のスキルや写真の種類に合わせてよく使うツール（本ソフトでは「フィルタ」と呼んでいます）だけを操作パネル内に残せるのが大きな特徴。あらかじめ、B&W（モノクロ）、ランドスケープ、ポートレート、ストリートという4タイプの作業領域が用意されていて、選ぶだけでそのシーンに必要なフィルタだけが表示されます。このフィルタを追加／削除して自分だけの「作業領域」として保存すれば、ワンタッチでその状態を呼び出せるのです。
よく使うツールだけ表示
写真の種類やスタイル、自分のスキルに合わせてよく使うツールだけを表示できるので、使わないパレットやツール類が邪魔になりません。
各種フィルタを追加
使いたいツール（フィルタ）だけを追加できます。各項目にマウスカーソルを合わせると、それについての説明をプレビューとテキストで詳しく参照できます。
インスタ感覚で加工できる
本ソフトには、サムネイルの見本を選ぶだけで写真を見栄え良く調整できる「プリセット」が、ストリートやアウトドアなど6つのカテゴリに、それぞれ7～13種類ずつ用意されています。さらに、開発元サイトからサードパーティ製の「プリセットパック」を無料／有料でダウンロードすれば、表現の幅を広げることも可能です。「難しい設定は苦手！ インスタグラムのような感覚で写真を美しく仕上げたい！」という人にはうってつけです！
僕がもう1つ気に入ったのは、macOS標準の「写真」ソフトの機能拡張として使える点。「写真」で開いている画像をルミナーの機能を使って編集したいとき、ワンタッチでルミナーで開いて編集し、そのまま「写真」に保存できます。
また、アイクライド・フォトライブラリをオンにしておけば、iPhoneで撮った写真をMac上のルミナーを使ってきれいに編集できるので、SNSに投稿するときなどにとても重宝しています。外観はとてもシンプルですが、RAWファイルにも対応していますし、機能面も大充実ですよ！
1クリックで美しく補正
「プリセット」は、サムネイルをクリックするだけで写真を調整できる機能です。6つのカテゴリに7～13種類ずつ用意されるほか、開発元サイトから「プリセットパック」を組み込むことも可能です。
［SPEC］
【発売】MacPhun LLC 【価格】7400円 【カテゴリ】Mac App Store＞写真 【URL】https://macphun.com/jp/luminar
【その他の情報】
本ソフトは、アドビの「フォトショップ」や「フォトショップエレメンツ」、「ライトルーム」、あるいはアップルの「アパーチャ」用プラグインとしてインストールすることも可能です。
新商品には即飛びつく、Macソフト情報サイト「新しもの好きのダウンロード」主宰。
私が紹介します！
早川 厚志
新商品には即飛びつく、Macソフト情報サイト「新しもの好きのダウンロード」主宰。
