2016.03.17
「旅する鈴木」が世界を歩いて見つけたもの、出会った風景。
ザンビアとジンバブエの国境にあるビクトリアの滝は、世界三大瀑布の1つでアフリカ最大の滝だ。僕らは滝にほど近い小さな街に滞在していたのだが、そこは世界中からの観光客と動物だらけだった。民家の上をヒヒが飛び交い、通勤の人々と一緒にイノシシ親子が歩く。さすがアフリカ、だ。
ある朝宿を出て目にした光景は、倒れかかった隣の家のフェンス、ひしゃげた木。周りには巨大な糞が転がっている。もしやと思い、宿のオーナーに尋ねると、やはり犯人はゾウだった。この街にはゾウまで出るのか。