THEME 18 「行動先読みアプリ」がユーザの手間を極限まで減らす|MacFan

アラカルト UI/UXのハニカム

アプリデザインから考える

THEME 18 「行動先読みアプリ」がユーザの手間を極限まで減らす

文●宇野雄

ヤフー株式会社にてUI/UX設計設計、デザイン、コーディングなどを担当する宇野雄氏が、UIデザイナー目線でアプリデザインなどを解説。

新しいUIの仕組み

近年、IoT(モノのインターネット)の本格的な幕開けにより、コンピュータやスマートフォンだけでなく、さまざまなモノがインターネットにつながり、それに伴い、新しいUIがたくさん生まれています。中には、スマートフォンの画面をまったく見ないで操作できる仕組みも出てきており(スマホをかざせば、自宅の鍵が自動的に開くシステムなど)、「入力」といった作業がいらなくなることもあるようです。こうした仕組みが今後増えてくるとしたら、究極的にはUIデザインという概念自体がいらなくなるのではないかという話まで出てきました。

将来、頭に思い浮かべた操作を感知するスマホが出たとしたら? Siriのようなアシスタント機能が、自分の未来の行動を先読みして必要な情報を教えてくれたら? もちろん、技術的な課題はまだまだ残っていますが、ユーザの操作をできるだけ省略しようというプロダクトや機能は、これから確実に増えていくでしょう。今回はそんな未来への一歩を踏み出している例を紹介します。




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