THEME 16 UIデザイナーが考える3D Touchの問題ってなに?|MacFan

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アプリデザインから考える

THEME 16 UIデザイナーが考える3D Touchの問題ってなに?

文●宇野雄

ヤフー株式会社にてUI/UX設計設計、デザイン、コーディングなどを担当する宇野雄氏が、UIデザイナー目線でアプリデザインなどを解説。

3Dタッチは良いUI?

9月に発売されたiPhone 6sシリーズには、「3Dタッチ」という機能が搭載されています❶。これまでの「押す」動作(タップ)に加えて「押し込む」動作(プレス)が感知できるようになり、奥行きのあるジェスチャが加わりました。開発者としてこのジェスチャを活かしたアプリを展開できるという期待を抱く半面、筆者は若干違和感を感じています。

それは、とても便利な機能であると同時に「押し込んでみないと何が起こるかわからない」というジェスチャ特有の問題によるものです。現在はまだ3Dタッチ搭載のiPhone 6sシリーズが発売したばかりなため、普及している対応端末数も少なく、それに伴い3Dタッチ対応アプリの数も少ないのが現状です。

 

 

❶iPhone 6sシリーズからディスプレイに加わった圧力の大きさを感知する「3Dタッチ」機能が追加されました。この機能を活かしたさまざまなアプリがこれから登場してくるでしょう。




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